2018年11月22日12月1日 神戸で常務委員会開催
2019年2月26日
日本華僑華人聯合総会は11月22日と12月1日、神戸華僑総会で常務委員会を開催した。
会議では、去る六月に横浜で開催した第20届代表委員大会で、各地代表より提起された建設的意見と提案について討議し、問題点を整理して今後の課題として取り組んでいくことを確認するとともに、昨年より関係方面へ要請中の国務院僑務辦公室主任との会談については、本年中の実現は日程的に困難なため、来年になる見通しとなったので、今後の対応について協議した。
なお、12月1日開催の臨時常務委員会では、11月28日付で「山陽新聞」などに報道された劉勝徳常務委員への取材記事について率直な意見交換が行われた。
席上、劉勝徳氏より常務委員を辞任したい旨の申し出があり、了承された。
第19期岡山県華僑華人総会臨時総会開催
2017年5月3日
4月23日(日)午後2時~4時 岡山国際交流センターに於いて、岡山県華僑華人総会第19期役員選挙を行った。
張建光議長の下、前会長の挨拶・出席者の自己紹介・総会に対する要望等の発言後、記名投票にて新会長を選出。劉勝徳氏が会長に再任された。
☆第19期役員☆
会 長:劉 勝徳
顧 問:林 肇輝
理事長:門 洪泉
理 事:王 路 ・ 尚徳 強 ・ 高橋 民雄 ・ 張 建光 ・
張 貝妮 ・ 潘 暁蘭 ・ 劉 習韻 (五十音順)
任 期:2年間(2017年4月23日~2019年4月30日
(岡山県華僑華人総会)
僑務政策に関する法規
2017年3月14日
2016年10月19日中国国務院僑務弁公室法規局の代表5人が来阪し、中国駐大阪総領事館において同総領事館管轄下の関係僑団を集めて、華僑に関する法規についての説明会を開催した。
この説明会には大阪華僑総会から劉中耀会長と李壮達理事が出席した。
大阪華僑総会としては当日配布された法規集の中で華僑に関する部分を会員のために日本語に翻訳し、ここに掲載することとした。翻訳は李理事が担当し、劉会長が監修したが、原文が中国語の官製の文章のため日本語的にはわかりにくいところもあるが、あえて意訳することは避けた。
2017年度 関西華僑華人春節祝賀聯歓会 開催
2017年2月4日
1月29日(日)正午より、大阪市中央区「錦城閣」において、京都華僑総会・大阪華僑総会・神戸華僑総会・西日本新華僑華人聯合会の4団体合同主催による『2017年度関西華僑華人春節聯歓会』を開催し、4団体の会員や来賓など約180名が参加した。
初めに主催者を代表し、西日本新華僑華人聯合会の畢廣軍会長が「皆様と新春を迎えることが出来ることを嬉しく思います。これからも4団体協力して参りますので、是非ご協力よろしくお願いします」と挨拶を述べた。来賓紹介の後、来賓を代表して中華人民共和国駐大阪総領事館の李天然大使級総領事が「2016年中国は全面的に「小康社会」建設の最終段階に突入した年であった。習近平主席を中心とした党中央の指導の下、改革措置が着実に進行しており、「十三次五ヵ年計画」を実現し、引き続き経済成長世界トップレベルを維持し、中国は依然として世界の重要な発展発動源である。現在、中日関係は総体的に改善傾向にあり、双方の各クラス、各領域の対話及び交流提携は更に密接になっている。関西華僑華人の皆様には引き続き団結、協力して頂き、本年開催する中日国交正常化45周年記念活動に大いに参加協力して頂き、中日民間友好交流の架け橋となって頂きたい。」と祝辞を述べた。
神戸華僑総会の陳明徳会長が「皆様の今年1年のご健康・ご活躍をお祝いいたします」と乾杯の挨拶を行い、歓談が開始された。
乾杯の発声後、大阪府立成美高等学校中国文化春暁倶楽部による獅子舞などが披露され、会場の雰囲気を盛り上げた。
また、大阪華僑総会の劉中耀会長が出席者に対し新年の挨拶を述べた。
宴の途中には、李強さん・鄧向明さんによる歌なども披露され、参加者らを楽しませたほか、毎年恒例の抽選会も行われ、抽選番号を発表する度に歓声が沸き上がり、会場は大いに盛り上がった。
最後に、京都華僑総会の楊正武会長が閉会の挨拶を述べ、散会となった。
「アパホテル」は侵略の歴史直視し、南京大虐殺否定の著作撤去せよ
一般社団法人東京華僑総会が抗議声明
2017年2月2日
1月23日開催された(一社)東京華僑総会の第3期第6次理事会は、先頃、内外から大きな批判を浴びている南京大虐殺を否定する元谷外志雄氏の著作を各客室内に備えている「アパホテル」の問題について取り上げ、問題提起と各理事の活発な意見交換を行った。
討議の結果、理事会は日本軍国主義の侵略戦争を正当化し、覆い隠すばかりか、中日友好を踏みにじり、日本社会のイメージを大いに損なう「アパホテル」の行為を厳しく糾弾し、同書の客室からの即時撤去を求める東京華僑総会の抗議声明を発表することを決めた。抗議声明の全文は次の通り。
【抗議声明】
アパグループが経営するアパホテルは、同グループ・元谷外志雄代表の著作「本当の日本の歴史理論近現代史学Ⅱ」を各客室内に備えています。最近、このことが周知の知るところとなり、大きく報道され、同ホテルは内外から大きな批判を浴びています。元谷氏はこの著作の中で、第二次世界大戦中の日本軍国主義による重大な反人道的犯罪行為である南京大虐殺を否定し、「いわゆる日本の犯罪行為は、米国が原爆を投下するために捏造した嘘だ」などと強弁しています。
これは国際社会が共有する歴史事実を真っ向から否定し、歴史を歪曲しようと企む由々しき主張であり、日本の侵略戦争の被害者たる中国人民の感情を著しく傷つけ、中日友好を踏みにじる断じて許し難い行為であり、また我々が尊重してやまない日本社会のイメージをも大いに損なう残念な行為でもあります。
中日の相互尊重のもとで中日友好の促進を一貫して願ってきた私たち東京華僑総会は、このような日本の侵略戦争を正当化し、覆い隠すアパホテルの行為を厳しく糾弾し、怒りをこめて抗議します。
アパホテルが直ちに同書を撤去し、侵略の歴史を直視し、侵略を正当化する行為を改めるよう強く要求します。
(東京華僑総会)
中国大使館で新春招待会、華僑華人代表400余団欒
2017年2月1日
1月13日晩、中国大使館は「2017年華僑華人新春招待会」を催した。程永華大使が招待会に出席して挨拶を述べ、郭燕公使および中国大使館の各部門責任者、在日主要華僑団体、華僑メディア、留学生、中国駐日機構の代表ら400余名が出席した。
程大使は出席の在日僑胞らに親しみをこめて新年の挨拶を述べ、この1年来の経済、第13次5カ年計画の好スタート、複雑な国際情勢の中でのわが国の収めた成果と方向について紹介した。
また中日関係について程大使は、昨年は中日関係改善にとって重要な1年だったと語り、中日双方が積極面を拡大し、消極面を抑制する中で、改善と正常化をはかっていくことが大切で、中日国交正常化45周年の今年、引き続き両国民間の交流を促進し、力を合わせて中日友好に新たな貢献をしょう!と強調した。
任政光・日本華僑華人聯合総会会長と顔安・全日本華僑華人聯合会会長もそれぞれ挨拶し、祖国の発展と中日両国の一層の友好発展を祈念した。
招待会の席上、王軍参事官兼総領事より任政光・顔安両会長に中国大使館が編集発行した在日中国公民・海外僑胞向けの出入国手続き、旅游・留学、生活・安全等の手引き冊子《中国公民旅居日本手冊》が贈呈された。
招待会では在日華僑華人芸術家による多彩な文芸出し物が披露された。
(東京華僑総会)
中国駐長崎総領事館 劉亜明総領事 長崎華僑総会を表敬訪問
2016年11月24日
11月10日、劉亜明総領事が長崎華僑総会を表敬訪問されました。総領事は9日着任されたばかりにもかかわらず、最初の表敬先を長崎華僑総会と希望され実現しました。長崎市新地町の華僑会館において、兪雲登名誉会長・趙弘隆会長など14名がお出迎えしました。
総領事は「日本における華僑が最初に上陸した長崎に赴任し感激している。また、長崎県は地方の対中交流の最先端に立っている、華僑総会の皆様にも支援して欲しい。」と述べられ、我々もその気持ちに答えるべく固く決意しました。
11月21日、慶華園において、劉亜明総領事の長崎華僑総会主催歓迎会が会長以下三十余名の参加で開催されました。
趙会長は「長崎華僑総会は1972年の中日国交回復以前から、こんにちまでの活動において、中国と長崎との友好に微力ながら貢献できたものと確信している。合わせて我々の祖国中華人民共和国は、中華民族の復興という、「中国の夢」実現の為、まい進中です。我々華僑・華人も微力ながらお力添えいたします。」と表明されました。
兪雲登名誉会長の乾杯の発声で、歓迎宴は和やかに始まりました。
(長崎華僑総会)
大阪華僑総会 国慶67周年宴会開催
2016年10月1日
9月26日大阪華僑総会(劉中耀会長)は大阪梅田神仙閣で駐大阪総領事館大使級総領事李天然氏と婦人、大阪府日中友好協会日根野理事長など各界の友好人士などを招き中国建国67周年を祝う祝賀宴会を盛大に開催した。
当日会場には350名もの会員諸氏が集まった。初めに国歌を斉唱し、劉中耀会長が会員とともに国慶節を祝えることに大きな喜びを感じると挨拶し、今後も団結して行こうと呼びかけた。続いで来賓諸氏を代表して李天然総領事が祖国の発展と「中国の夢」が着実に実現していくと述べ、引き続き新老華僑の団結をはかり、第8回中秋明月祭の成功を祈念すると挨拶を締めくくった。
日中友好協会の日根野理事長が中国語で乾杯の発声を行い、大阪成美高校の獅子舞がにぎやかに会場中を練り歩き,祝賀宴が始まった。
会場は終始国慶節を祝う乾杯が交わされ、2時間余り後終宴となった。
(大阪華僑総会)
衣錦栄帰!(大使級)総領事 李天然先生を招き、
祖国建国67周年慶祝岡山大会盛大に開催!
2016年9月28日
9月25日(日)午後5時20分から又来軒岡山駅前店に於いて、駐大阪総領事館 李天然(大使級)総領事・孫志勇副総領事を迎え、岡山県内の各界各層、華僑華人が集り盛大に祖国建国67周年慶祝岡山大会を開催した。
岡山県内に於ける岡山県華僑華人総会として開催する最後の国慶節。多くの華人の皆様がそれぞれの思いで出席されていた。
(大使級)総領事は15年ぶりに(大使級)総領事として大阪へ帰って来られ(衣錦栄帰)、熱気あふれる会場となった。多くの同胞と日本の各界は李総領事との名刺交換・記念撮影に次々と駆け付ける。18時から式典開始。劉会長を先頭に総領事と副総領事を会場へご案内。司会の姜昆、楊奕格が高らかに開会を宣言。国歌・会歌を全員で斉唱。その後、主催者挨拶をした後、李天然総領事、岡山県生活部部長松尾様、岡山市副市長繁定様を始めとする各界から心温まる挨拶を頂く。総領事、副総領事には劉会長がチベットから持ち帰ったシルクのベールで、チベット式の歓迎を行った。乾杯の後、又来軒の真心こもった特別歓迎宴メニューを頂きながら歓談。途中、劉習韻副会長の二胡演奏、田力君による歌唱で会場を盛り上げる。その後、恒例の抽選会を行う。1等は総領事館から頂いた紹興酒2本。当たった2名の方は大喜び。
今回も多くの方々にご協力頂き、無事国慶節を終了することができました。心より御礼申し上げます。
愛知華僑総会から愛知華僑華人総会へ新役員選出
2016年8月8日
この度、長年にわたり愛知華僑総会を導いてこられました丁秀山会長(91歳)が7月をもって勇退することとなり、7月11日理事会にて新会長趙良行(65歳)並びに新役員を選任いたしました。
名古屋は以前から華僑の少ない地域でありながら諸先輩方のご尽力によりこれまで会を維持することができました。
現在、当地域において30余の新華僑の団体ができている状態にあり、これからの会のあり方、老華僑から新華僑へ、老華僑内での世代交代など、課題は多く、将来的な展望に立ち新華僑、華人の方々との協力関係を構築すべく、これを機に名称を愛知華僑華人総会へと変更することも決定いたしました。今後、老新華僑こだわらず華人も含めた老壮青の体制で望むことを決意し閉会した。
同会の新役員は次のとおり
顧問 鄒逸子、楊光子
会長 趙良行
副会長 任房代、朱国宝、丁立苹、劉輝
常任理事 呉鳳英、楊貴宋
理事 劉波、楊琳
監事 馮猛勇、呉国龍
東京で聯合総会第18届代表委員大会
中国大使館、各地代表招き歓待
2016年7月19日
日本華僑華人聯合総会(任政光会長)の第18届代表委員大会が6月26、27日の両日に亘って、東京文京区の日中友好会館大ホールにて開催され、日本各地から17僑団・2僑校の代表52名が出席したほか、広島と愛媛の華僑団体の代表がオブザーバーとして出席した。
中国駐日大使館の王軍参事官兼総領事、王樹凡一等書記官、駐大阪総領事館の孫志勇副総領事、曹傳猛副領事、駐新潟総領事館の何環副領事及び全日本華僑華人中国平和統一促進会(華僑統促会)の陳慶民会長が招かれ出席した。東京華僑総会の林斯福会長が司会進行を務めた。
はじめに任政光会長が挨拶に立ち、先ず熊本大地震による犠牲者に深い哀悼の意を表し、遺族と被災した人びとに対し、心からお見舞いを述べた。次いで任会長は、華僑華人の団結と権益擁護、華文教育強化など聯合総会が取り組んでいる課題について語るとともに各地よりの代表各位に敬意と歓迎の意を表した。
来賓挨拶で王軍総領事は、第18届代表委員大会の開催に祝意を表したのち、在日華僑華人団体の動向、とりわけ東京地区で様々な新しい型の華僑団体が設立されていることなどを紹介し、また急増する中国人訪日観光客の対応についても日本の関係当局と連携していることや、今年ビザ発給センターを東京、大阪に開設し、安定したビザの発給を行うことなどを紹介した。また華僑統促会の陳慶民会長は、同会の組織概要や最近の海峡両岸情勢について紹介した。
議案の審議の前に、熊本華僑華人総会の代表より熊本大地震へのお見舞いに対する御礼の挨拶を述べたい旨の要望があり、同会の鄭則賢、葉亜治、趙美麗三氏が登壇。鄭則賢副会長が“今回の大地震では各地より温かい物心両面の支援をいただいたことに熊本華僑華人総会を代表して感謝の意を表します”と語り、本震のあと余震が断続的に続き、心身共に疲労が重なる中での、中国大使館、駐福岡総領事館や日本福建経済文化促進会はじめ各方面の心温まる支援の状況を紹介し、重ねて感謝の意を表した。
大会は江洋龍(東京)、謝成發(横浜)の両氏を議長に選任して議案の審議に入った。温耀権事務局長の会務報告に続いて朱銘江常務委員が、先頃北京で開催され、日本各地から僑団責任者21名が出席した第八回世界華僑華人社団聯誼大会の内容と意義について報告し、また廖雅彦聯合総会副会長からは、去る5月27日、任政光会長と共に岩城法務大臣と会見し、新入管法の改善について陳情書を提出し、中日友好を願う在日華僑の立場からの要望を伝えたことが報告された。
続いて温事務局長の決算報告と楊忠銀監事の監査報告及び予算案の提案があり、若干の質疑応答ののち、いずれも満場一致で承認された。次いで横浜山手中華学校の張岩松校長と先頃校長に就任した神戸中華同文学校の張述洲校長より、両校の教育事業内容の現況報告が行われた。
大会開催前に事務局に文書で寄せられた各地からの報告や意見・要望について任会長が概括的報告を行い、また大使館と領事館に対する要望(パスポート代行申請、電話での問い合わせ、ビザ発給センター、各種申請書類、地震等緊急対応等々)について王軍総領事が一つ一つ簡潔丁寧に回答し、好評だった。
会議では新期の各常務委員の確認と発表があり、また新たに九州地区から常務委員に加わることが了承された。新期常務委員は次の通り。
陳慶民、廖雅彦(東京)、余凱、朱銘江(横浜)、任書楷、髙橋孟(京都)、于学偉、王遵輝(大阪)、于柏林、金啓功(神戸)、劉勝徳、張建光、姜廷権(岡山)、林祥増(熊本)。
以上をもって当日の全体会議は閉会となり、その後午後5時まで①華僑の身分証、②相続手続問題、③新老華僑、④在日華僑華人及び聯合総会についてをテーマにグループ討論会が開かれた。
会議閉会後の午後6時からは同会館内の中国料理「豫園」で和気藹々の懇親会が催された。
翌27日午前9時から引き続きグループ討論会が開かれ、各グループ毎に討論内容の報告があり、午前11時大阪華僑総会の劉中耀会長の閉会の辞をもって大会日程の全てが終了した。
閉会後、各地代表らは事務局手配のバスで中国大使館を訪問し、郭燕公使や王軍総領事はじめ領事部スタッフの歓迎を受け、昼食を御馳走になりながら交流を深め、歓待された。
(東京華僑総会)
長崎華僑総会第31期理事・監事を選出
2016年7月3日
長崎華僑総会では6月20日会員大会があり、第31期の理事・監事が選出されました。
同日、第1回の理事会があり、会長が選出された後、新執行部が決定しました。
長崎華僑総会第31期理事・監事名簿
理 事 韋 友強、楊 爾嗣、趙 弘隆、藩 秀貴
崔 万清、林 同良、鄭 秀樹、劉 瑞美
副田佳敏、劉 美昌 (10名)
監 事 郭 定儀、林 堯 (2名)
名誉会長 兪 雲登
執 行 部
会 長 趙 弘隆
副会長兼事務局長 藩 秀貴
副会長 鄭 秀樹
劉 瑞美
会 計 林 同良
事務局次長 副田佳敏
(敬称略)
大阪華僑総会役員人事決定
2016年7月3日
6月6日大阪華僑総会(劉中耀会長)は第35届第1回理監事会を開催し、会長以下の役員選挙を行い以下のような方が当選した。
なお、会長:劉中耀は5月29日の会員大会にて選出済み。
常務副会長:于学偉(全省)
副会長 :李存琳(北省)、許士超(江蘇)、張頴(福建)、石信明(台湾)
議長団 :華常富、陳進元、王遵輝
監 事 :王士畏、王厚龍、劉王光子
大阪華僑総会第35届会員大会開催さる。
2016年7月3日
阪華僑総会は5月29日大阪市北区中国料理神仙閣において、第35届会員大会を開催した。
この大会で39名の新理事が選ばれ、多くの婦人が新たに加入し、理事会の平均年齢も4歳以上若返った。その後開かれた第1回理事会の投票で劉中耀会長が再選された。
その後行われた懇親会には大阪総領事館から孫志勇副総領事ら領事館の代表も招かれ、大会に参加した会員たちと交流した。
李天然総領事大阪華僑総会を表敬訪問
2016年7月3日
さる5月13日福岡総領事から駐大阪総領事に着任した李天然総領事が6月10日大阪華僑総会を表敬訪問し、劉中耀会長以下総会執行部の面面と懇談した。
任政光聯合総会会長、岩城法相と会見
新入管法の改善要望し陳情書手渡す
2016年6月9日
去る5月27日午前、日本華僑華人聯合総会の任政光会長は法務省で岩城光英法務大臣と会見し、新入管法に対しての陳情書を提出し、中日友好を願う在日華僑の立場からの意見と要望を伝えた。この会見は神戸華僑総会と赤羽一嘉衆議院議員(兵庫2区選出)の尽力により実現したもの。
会見には、盛山正仁法務副大臣兼内閣府副大臣と赤羽衆議院議員も同席し、聯合総会からは任政光会長のほか温耀権事務局長、廖雅彦東京華僑総会会長、林同福神戸中華同文学校理事長が出席した。
任会長らは、①特別永住者と中長期在留者との間の差別的待遇の改善、②在留カードの国籍・地域欄の台湾表記の改善、③再入国手続きの際の入管職員の案内の徹底、④在留カードの更新通知の提供、⑤在留資格取消制度などの五点について要望したほか、日本再入国時の指紋採取を止めるよう求めた。赤羽議員も、「在留外国人の待遇の改善」を訴えた。
岩城法務大臣は、「在留外国人の現状を理解し、今後、検討しながら取り組んでいきたい」と応えた。
長崎華僑総会 熊本華僑華人総会へ義援金
2016年5月19日
長崎華僑総会は、熊本地震への義援金を会員と各団体へ呼びかけしていました。
去る5月16日、長崎華僑総会よりの義援金と会員そして(公財)孔子廟中国歴代博物館・長崎福建同郷会三山公帮・長崎福建会館・長崎中華料理同業組合・長崎華僑婦女会・稲佐墓地管理委員会などの各団体の皆様よりの寄託金と合わせて、熊本華僑華人総会へ届けました。
長崎華僑総会趙弘隆会長は、熊本華僑華人総会林祥増会長と面会し、お見舞いの言葉を述べると共に義援金と寄託された皆様の名簿を手渡ししてまいりました。
熊本華僑華人総会林祥増会長は、『皆様のお気持ちに元気が出ます。早く落ち着くように一同頑張ります。』と感謝の言葉を述べられました。
平成28年熊本地震・支援チャリティーコンサート大成功!!
2016年5月13日
県内に在住する外国籍団体・グループ・個人に呼びかけ、5月3日 岡山国際交流センター2階国際会議場に於いて熊本・大分で被災されている方々を支援しよう!!と県の協力を得て、韓国・朝鮮・ブラジル・フィリピン・ペルー・ロシア・中国・台湾からなる出演者がそれぞれお国・地域の民族舞踊・歌・演技・パフォーマンスを行い、4時間にわたるチャリティーコンサートを行った。
約1カ月前4月14日震度7の地震から始まり、熊本の同胞宅、中国・台湾からの熊本・大分等で学ぶ留学生、旅行者も被災し、福岡総領事館等の支援体制も整い、大型バス4台を熊本へ派遣し留学生を被災者の生活の場に提供…。
聯合総会も熊本華僑華人総会へ30万円を届けている。
一度良い事を行ったら、終わりではなく、いまだに余震が継続している状態。華僑華人総会は常に人の為、良い事を呼びかけ、良い事を日本社会で行動。これが今までもそうであったように…これからも日本社会で生きる外国籍の一員として良い事を外国籍グループ・日本の皆様と共に行動をしていく。
今回約17万円の義援金が集まり、5月6日午後1時半岡山県庁での贈呈式を行う。
朝9時から音響設備設営で丸一日費やしていただいた倉敷の日本の友人。総合プロデューサーとして、連日成功のため、まとめ役を行っていただいた技能実習生の日本語の先生。裏方として進行助手、会場運営に携わっていただいた日本の友人と留学生達。本当に感謝申し上げます。また、団体・演武・発表を会場で盛り上げていただいたフリーアナウンサー橋本昌子氏彼女自身、神戸阪神淡路の大地震で被災された経験をお持ちであった事から、よけい熱が入る司会ぶりでした。雨の中、コンサートにかけつけて頂いた皆様、改めて御礼申し上げます。
(岡山県華僑華人総会)
第8回九州ブロック会議福岡大会が開催される
2016年4月28日
2016年3月21・22日に福岡の福新楼において日本華僑華人聯合総会、第8回九州ブロック会議福岡大会が開催されました。
3月21日
晴天に恵まれ九州・沖縄全県各総会の代表者が揃って出席。
総勢29名が出席され、福岡大会は14:30に開会、林舜人副会長の議事進行に依り、張光陽会長が大会主催者として挨拶に起ち、大使館、福岡領事館のご臨席、九州・沖縄全8県の全員出席を賜ったことに対し深く感謝の意を述べ、大会に際し、福岡総領事館から暖かいご支援を頂いた事を報告されました。
今会議は、まず、全員の自己紹介、各県の代表者から現状報告、会運営の状況・要望陳述などが行われ、そこに聯合総会劉中耀副会長の意見をまじえながら活発に発言が交わされました。
中間休憩をはさみ、意見交換は続きましたが、会議終盤に、大使館王軍総領事から“華僑に対し今後も可能な限り厚意的な対応を惜しまない”との言葉が有り、今会議は有意義に閉会しました。
会議終了後18:00より懇親会に移り、李健豊副会長の司会で福岡領事館李天然総領事より大会への祝辞が有り、林唯史名誉会長の乾杯のご発声をもって出席者は今後の華僑の在り方、活動の方向性を語り合いながら新睦を深めました。和やかな歓談のうちに、張光正副会長の閉会の挨拶にて終会しました。
翌日3月22日
午前中より希望者の方々を張光陽会長が福岡の主要な神社、仏閣等にご案内して、福岡・博多の歴史を廻り、2日間の福岡大会のプログラム全てを滞り無く終了しました。
(福岡華僑総会)
東京華僑総会、熊本地震に義援金
廖会長ら熊本県東京事務所見舞う
2016年4月28日
一般社団法人東京華僑総会は4月21日、第二期第20次理事会の開催に先立って、今般の熊本大地震によって多くの尊い生命が犠牲になったことを悼み、亡くなられた方々の冥福を祈って黙祷を捧げた。
当日の会議では熊本大地震と熊本在住僑胞の被災情況について情報交換が行われた。席上、理事会は被災された方々への見舞金として熊本県に100万円を供出することを満場一致で決議した。
この決議を受けて、翌22日午前11時、廖雅彦会長と林斯福副会長兼事務局長は、都内平河町の熊本県東京事務所を訪ね、渡邉純一所長と会見した。
この席で廖会長は、東京華僑総会と在日華僑を代表して、この度の大地震で多くの方々の尊い生命と貴重な財産が失われたことに対し、心からの哀悼とお見舞いの気持ちを伝え、一日も早い復興を願う、と述べるとともに被災された方々のために役立てて欲しいとお見舞い金として100万円を寄託した。
会見の席で渡邉純一所長は「(在日華僑である)熊本のニコニコ堂さんのことは良く存知ています。ニコニコ堂の林康治(熊本華僑華人総会名誉会長)さんらは、これまで熊本県のために多くの貢献をなされました」と語って謝意を表すとともに、東京華僑総会がいち速く暖かい気持ちと見舞金を寄せられたことに心からの感謝を表明した。
また、会見の最後に渡邉所長は「私たちが中日両国の末永い友好交流を願って止まないことを貴会の理事の皆様にお伝えいただきたい」と、その心情を廖会長に託した。
(東京華僑総会)
熊本地震支援について 大阪華僑総会 会長 劉中耀
2016年4月24日
熊本県から起こった地震が断層帯を伝って大分県にも起こっています。気象庁も今後の予想がついていないようです。
ただ、現地ではやっとボランティアの受け入れ態勢も整いつつあるようですが、まだまだ混乱は続いているようです。
先日、熊本県の大阪事務所の担当の方と打ち合わせをして、物資の支援については整理するエネルギーもかかるので、しばらくは周辺の福岡市当局が受け入れておられるので、そこを経由してほしいとのことです。
なお、ボランティアへの支援は現地の社会福祉協議会のHPなどで募集要項があるので、そこで受け入れ条件などの詳細を確認してから行動してほしいとのことです。
当面私ども大阪華僑総会としては、現地の様子を連絡を取りながら正確に把握してゆく事を第一に、長期戦になるだろう募金活動に特化しようと思っています。
平成28年熊本地震義援金の募集について
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html
大阪華僑総会お花見懇親会開く
2016年4月19日
大阪華僑総会(劉中耀会長)は4月2日恒例のお花見会を開催した。
当日大阪城公園京橋口付近の狛犬前に集まり、第2次大戦中中国天津市から旧日本軍が略奪したのち、戦意高揚の宣伝シンボルとして日本各地に展示してきたという狛犬の歴史について大阪狛犬会の伊関要代表の説明を受けた。そののち、中日国交正常化40周年記念の2012年にNPO法人大阪府日中友好協会と大阪華僑総会が共同してこの公園に建立した記念碑を見たのち、大阪城公園の堀端の満開の桜並木や桃園を観賞しそのまま散策して錦城閣に向かい懇親会を行った。
懇親会には中国駐大阪総領事館の孫志勇副総領事・張秀芬領事・曹傳猛副領事・NPO法人大阪府日中友好協会藤井秀幸事務局長・大阪狛犬会伊関要代表らが出席した。
開宴に先立ち劉中耀会長がこの狛犬前に集まる意義について話したのち、来賓の孫志勇副総領事が挨拶し、NPO法人大阪府日中友好協会事務局長の藤井秀幸氏が乾杯の発声をして、懇親会は和やかに進んでいった。
宴がすすむと出席者の「歌唱祖国」「我的祖国」などの合唱も飛び出し、おおいに盛り上がった会となった。
最後に大阪華僑総会于学偉常務副会長が終宴の辞を述べて、午後3時過ぎ散会した。
2016年春節岡山大会
2016年2月16日
2016年2月14日(日)午後1時より岡山国際交流センター地下1階レセプションホールにて「春節岡山大会」を開催致しました。
祖国駐大阪総領事館から張秀芬領事、曹傳猛副領事、また岡山県国際課信江課長、岡山県日中友好協会 景山会長、玉野市日中友好協会 福田会長を始め、各界各層の方々にご出席頂き、また県外からも多数出席頂き、大盛況で無事終了する事ができました。
弁論大会、カラオケ大会では選手が緊張しながらも一生懸命自分の実力を発揮しており、感動する内容でした。また、中国チャイナドレスの会劉英姿会長も駆けつけ、チャイナドレスファッションショーも行い、会場は大いに盛り上がりました。春節大会の様子はインターネットで全世界へ生中継もし、また、地元テレビ局(山陽放送RSK)のテレビ取材も入りました。
当日の朝9時から出場選手、同胞、日本の友人に会場準備から片づけまで手伝って頂きました。また裏方でスタッフとしてお手伝い頂いた方々にも心より感謝申し上げます。
駐大阪総領事館・岡山県・香川県を始め、各自治体、友好団体、友好人士及び各企業の協賛金、景品のご支援を頂き、今年も無事に春節岡山大会を終了する事ができました。各方面に渡りご支援ご協力を頂いた事、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
(岡山県華僑華人総会)
関西華僑華人僑団の現状と今後の展望
大阪華僑総会 会長劉中耀
2016年2月9日
昨年中国の政治協商会議の副主席李海峰氏が来阪された。その折大阪総領事館の要請で「関西地区の華僑華人の僑団の現状と今後の展望」についてレポートをまとめ李副主席との座談会で発表するよう求められた。
本来こうしたレポートは領事館が自らまとめて祖国に送るのが筋だとも思ったが、大阪華僑総会にとっても把握しておくのも良いと思いまとめてみた。
中国駐大阪総領事館の管轄は近畿地方の2府4県(大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県)中国地方4県(岡山県・広島県・島根県・鳥取県)四国地方4県(香川県・徳島県・愛媛県・高知県)など合計2府12県にもわたる広大な地域になっている。
その中で中国人の数は日本の法務省入国管理局の統計によると合計14万人超になっているが、この中にはすでに帰化して日本国籍を取得した「華人」は含まれていないし、その実数はわからない。
この地域では中国人の多くは比較的大都市を有する大阪府に5万人超・兵庫県に2万6千人超・京都府と広島県・岡山県などに1万人超が居住している
もちろん中国人が多数居住している地域ではその数に比例して帰化した中国人つまり華人も多くいることになっている。
その数は統計がないので、推計するしかない。華人を含めた数となるとつまり中国系の総数は入国管理事務所の統計の約1.4倍位になるのではと思う。
日本で安定的に、自由に外国人が職業を選択するには多くの障害があり特に永住資格を取得するのは最低10年以上法的な違反などが無く過ごしてやっとかなえられ。
しかし日本国籍を取得する帰化という方法を選んで申請すると滞在5年程度で許可が得られ。つまり永住資格を取って中国人として暮らすより、帰化して日本人になる方がたやすい。
そこで、華人がどんどん増えることとなる。
今関西地区の大都市大阪市、神戸市、京都市にはそれぞれ中日国交正常化以前つまり抗日戦争に勝利した時に現在の名称ではないが華僑総会が設立されて華僑の正当な権益を守る活動をしてきた。
特に中華人民共和国成立以降、国交正常化が行われる前には華僑の帰国探親事業などを積極的に進めてきた。
また祖国政府と日本政府との橋渡し的な活動を日本の民主的政党などと一緒に進めてきた。 しかしこの3都市の華僑総会もそれぞれその都市環境が異なり、その会員の出身地域もそれぞれ大きく違う。会員の数も異なる。
兵庫県の神戸華僑総会は日本において最も歴史がある民族学校神戸中華同文学校があることが大きく影響して会員の次世代の国語能力も高く、比較的居住区域が近く、まとまりやすい地域ではある。
しかしどこの地域でも若い世代の婚姻の相手は日本人であることが多いのが現状である。
1985年の日本の国籍法が変わり夫婦のいずれかが日本人であるとその子弟は自動的に日本国籍となる。
つまり華僑ではなくなるということである。
比較的まとまりやすいとされる神戸地区でも年々会員の高齢化と若者の中国離れは止めようがないのが現実である。
次に京都華僑総会はもともと福建省出身者が多い地区でその日本在住歴が長いこともあって中国語の離せない人がほとんどでであった。しかし最近新華僑の加入が増えて、新しい潮流がうまれてきつつある。
さて最大の都市である大阪地区にある大阪華僑総会は会員の居住している地域が広範囲に及ぶためなかなか会員同士の交流を進めるのが難しい。
そこで出身地域が同じである同郷会が下部組織にあり、主なものは江蘇同郷会・北省同郷会・福建同郷会などが歴史をもっており、それぞれでまとまりを見せている。
このことは他の京都・神戸地区でも同様の傾向であるが次世代への継承はどこの会でも難しそうである。
さて新華僑の団体としては2002年に設立された西日本新華僑華人連合会が最も大きい組織で下部組織に16団体が加入している。今年懸案事項の事務所も会長の会社に開設されて今後の展望が期待されている。
京阪神地区以外では岡山地区と広島地区に1万人超の中国人が居住しているが、岡山華僑華人総会が新・老華僑華人がまとまりを見せている。またこの地域には伝統的に親中国の日本人もおおく輩出しているのも有利な点である。
広島地区は広島県華僑華人総会という名称の団体があり何年も争っている。こうした問題は四国地域でも各県に2つ以上の新華僑の団体が存在し、まとまりを欠いている。
京阪神地区は大阪華僑総会・神戸華僑総会・京都華僑総会・西日本新華僑華人聯合会の4団体が協力して、大阪市・大阪総領事館の後援を得て、中秋明月祭という大きな祭りを7年連続で開催して、日本の市民にも歓迎されている。
またこの4団体は毎年春節の時期には持ち回りで春節の懇親宴会を開催している。
老華僑の団体は会員の高齢化や次世代の日本人化は防ぎようのない傾向は今後も続くであろうことから、多数を占める新華僑の参加・加入が急務であり、必然であると考えられる。
今、新華僑の家庭でも子弟の華文教育の必要性は大きな問題になっていて、老華僑の多くが中国語を話せないという現状は、遠からず彼らの問題となることを憂慮している。
また、いま華僑総会等で行っている親族関係の証明なども、30年超の日本滞在の新華僑についても、中国国内の戸籍制度が不備なため国内居住の親族関係について把握できていないので問題となるだろう。
李海峰全国政協副主席、92歳陳焜旺名誉会長見舞う
京浜地区華僑団体責任者らと懇談
2015年12月5日
11月24日付中国新聞社電は、同日、代表団を率いて訪日した中国人民政治協商会議の李海峰副主席が、旅の疲れもいとわず、日本華僑華人聯合総会と東京華僑総会の名誉会長で、92歳の陳焜旺氏を見舞い、また東京、横浜地区の華僑団体および各分野の責任者と座談会を開いたことを次のように報じた。
◇ ◇ ◇
中国人民政治協商会議の李海峰副主席が在日僑胞を訪ねるため、24日代表団を率いて東京に到着した。
この日の東京、横浜の華僑団体責任者、各分野の華僑代表との座談会で、李副主席は中国の経済・社会発展の最新の状況を紹介するとともに、在日僑胞が「この機会を逃さず、事業を発展させる」よう希望した。
李副主席は次のように指摘した。今年は第12次5ヵ年計画(2011-15年)の総仕上げの年だ。過去5年間に中国の経済力はもう一段階上がった。世界経済の下振れ圧力が強まる中で、中国経済は全体的によい方向へ進んだ。そして第13次5ヵ年計画(2016-20年)策定の主な目標はほかでもなく、2021年までに小康社会を全面的に完成させることだ。
李副主席はさらに、次のように述べた。中国を発展させる任務は並々ならぬもので、困難も多い。しかし「13・5」計画は非常に期待できる。海外の華僑にも自信の事業を発展させる機会を与えており、皆さんが「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略の実施過程で、機会を逃さず、事業を発展させるよう希望する。
長年華僑の仕事に携わり、海外僑胞に厚い思いを寄せている李海峰副主席は、次のように強調した。「真心と全力」で僑胞に奉仕することは、自分が僑務活動に従事した20年間ずっと守ってきた目標だ。今回は第一に各界の在日華僑華人を見舞い、第二に皆さんから僑務活動と政協活動に対する見解、生活・仕事上の問題や困難について聞くためにやってきた。
座談会で、華僑側は華僑社会、華文教育、経済交流・協力、科学技術人材の招聘、華文メディア事業など多くの分野について紹介するとともに、意見や提案を出した。李副主席は、価値ある多くの内容があったと述べた。
この日の朝東京に着いたばかりの李副主席は旅の疲れもいとわず、著名な華僑指導者で、今年92歳の陳焜旺氏を訪問した。陳氏は、このような高齢になっても、祖国と人民が私のことを忘れておらず、もう私の人生はこれで充分だと言って大変感動していた。李副主席はこれに対して、中日関係と僑団建設のために貢献し、また中国の革命、建設、改革開放の各時代に貢献した僑界の長老を心から気遣い、晩年を安穏に過ごしていただきたいと述べた。
顧問に潘民生・梁慶安両氏招聘 聯合総会常務委員会
2015年10月15日
日本華僑華人聯合総会の第17届第二回常務委員会が去る9月17日午後、東京華僑総会で開催された。
会議には五大地区の常務委員および先頃の代表委員大会で常務委員に選出された岡山県華僑華人総会の劉勝徳会長らが出席した。
東京地区の林斯福常務委員が議長を務め、去る6月28日開催の第17届代表委員大会のまとめおよび同会の会計収支の報告が行われた。また次期2016年の代表委員大会を東京で開催することが決められたほか、任政光会長の推挙を受けて、長く横浜山手中華学校の校長を務めた潘民生氏と同じく理事長を務めた梁慶安氏の両氏が満場一致で顧問に招聘された。
(東京華僑総会)
建国66周年の祖国発展を祝う・鹿児島華僑総会が国慶祝賀会開催
2015年10月15日
鹿児島華僑総会では10月1日午後6時30分より市内の中華料理《美華園》で第66回国慶節祝賀懇親会を盛大に開催した。
当日は駐福岡総領事館の張梅副総領事と紀竑領事および県日中友好協会会長・県行政書士会会長・市町村に派遣されている交流員・県内各大学留学生の代表、その他関係団体・友好人士を招待し、新・老華僑合わせておよそ70名の参加を得て、参加者全員で国歌を斉唱し、建国66周年の祖国の発展を祝した。
開会を前に楊忠銀会長よりここ一年間の華僑総会の会務・会計報告とともに、華僑総会の業務案内と今後とも理事一同華僑の権益を守り、奉仕をして行く所存であることを述べ、賛成と賛同を得た。
また楊会長は北京での中国人民抗日戦争勝利・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会に列席し、パレードを観閲し、その意義と祖国の偉大さに感動したことを報告した。
各来賓より祝辞があり、張梅副総領事は挨拶の中で、鹿児島華僑総会が長年に亘りこのような国慶節祝賀会を執り行っていることを賞賛し、参加者を激励し、乾杯の音頭を取った。
中華料理に舌鼓を打ちながら宴も盛り上がり、参加者の飛び入りで余興もあり、招待者の祝辞・華僑華人の自己紹介と挨拶、また新、老華僑を問わず積極的に華僑総会の行事に参加していただくことをお願いして、午後9時林副会長の閉会の挨拶と一本締めでまたの再会を祈念し散会をした。
(鹿児島華僑総会)
郭燕公使が挨拶、友好人士招く・東京華僑総会で国慶66周年祝賀会
2015年10月15日
中華人民共和国建国66周年を迎えるにあたり、東京華僑総会は9月26日午後、東京華僑会館で賑やかに国慶節記念祝賀会を催し、来賓、僑胞約250名が出席した。
祝賀会には郭燕公使、明暁東公使参事官、王軍参事官兼総領事、陳三虎参事官らをはじめとする中国大使館の代表が招きに応じて出席した。また日本の政界・友好団体・在日華僑界から次の諸氏が来賓として出席し、共に国慶節を祝い、友誼を深めあった。
公明党の富田茂之衆議院議員、民主党の海江田万里顧問、石毛しげる・中村ひろし両都議会議員、杭迫柏樹・日中文化交流協会常任委員、日中友好会館の武田勝年理事長・鄭祥林中国代表理事、白西紳一郎・日中協会理事長、中下祐三・日本国際貿易促進協会常務理事、徐中彦・朝鮮総聯中央国際局長、孫成吉・大韓民国民団中央生活局長、顔安・全日本華僑華人聯合会会長、謝成發・横浜華僑総会会長並びに近県華僑総会の韋健二(千葉)、王昌勝(長野)、惠京仔(新潟)の各会長、横浜山手中華学校の曽德深理事長・張岩松校長。
当日はまた、曁南大学と華僑大学の校友生および(公財)東華教育文化交流財団の奨学生と(公財)日中友好会館後楽寮の寮生ら中国からの留学生も招かれた。
東京華僑総会の潘桂華理事会議長が祝賀会の司会をつとめ、はじめに沈静珍理事の指揮と東京華僑婦女会合唱班のリードで厳かに中国国家を斉唱し、次いで来賓の紹介が行われた。
廖雅彦会長が、来賓各位と僑胞ともども国慶66周年を祝うことができ、大変な喜びである、と主催者を代表して挨拶し、この中で次のように強調した。
祖国で9月3日に中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念行事が行われたが、先の大戦では世界で一億人以上の尊い命が失われ、沢山の人びとに塗炭の苦しみを与えた。祖国での記念行事は戦争の勝利者でありながら、歴史を鑑として不幸な戦争に歯止めをかけ、人類の恒久平和を願う人類史上初の崇高な目的を持つ行事である。100万人に達しようとする私たち在日華僑華人は、こうした祖国のメッセージを正しく受け止め、日本の人びとに喧伝し、日中友好交流の発展に貢献して行かなければなりません。私たちは老華僑の豊富な経験と後から定住した華僑華人の行動力を併せて大同団結し、日本の法律・習慣を守り、日本の正しい発展に寄与しよう。
引き続き来賓を代表して郭燕公使が挨拶を述べた。郭燕公使は新中国成立以来六十有余年の輝かしい祖国の成果を紹介したのち、今年前半年の中国GDPは7%で、中国は世界の経済成長の約30%にあたる貢献をしている。これは並大抵のことではない。中国経済も少なからぬ困難と下方圧力に直面しているが、これは前進途上の問題で、我々は中国経済の前途は必ずや安定を保持し、発展する自信を持っている、と強調した。
郭公使は抗日戦争勝利70周年の記念活動について、これは何度も強調しているように今日の日本と日本人民を標的としているものでなく、歴史を銘記し、平和を愛し、未来を開くためのであると述べ、更に中国は日中関係を高度に重視し、歴史を鑑として未来を開く精神で中日関係の安定した持続的改善と発展をはかっていくと強調した。
挨拶の最後に郭公使は、東京華僑総会は愛国愛郷のすぐれた伝統があり、旅日僑胞が信頼し、拠り所とする重要な勢力である。東京華僑総会が引き続きこの優れた伝統を堅持し、発揮して広範な僑胞の団結の先頭にたち、中日民間交流を推進し、祖国の統一と現代化建設のため新たな貢献をされるよう希望すると述べた。
席上、富田茂之、海江田万里、石毛しげる、中村ひろしの各氏がそれぞれ親しみのこもったショートスピーチを行い、国慶節に熱烈な祝意を表し、中国の現代化建設の成果を讃え、中日友好事業を積極的に進めるため在日華僑と共に尽力していきたいと表明した。
(東京華僑総会)
札幌華僑総会が国慶祝賀会・孫振勇総領事出席、僑胞を激励
2015年10月15日
北海道札幌華僑総会と華僑会館の「中華人民共和国建国66周年記念祝賀会」が9月17日、札幌華僑会館で開催され、孫振勇・駐札幌総領事はじめ僑胞、留学生ら併せて50名余りが出席した。
開会にあたり華僑総会の陳蘊剛会長が来賓各位の臨席に謝意を表すとともに国慶祝賀の挨拶を述べた。挨拶の中で陳会長は、国務院僑務辦公室の招待を受け、9月3日北京での「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会」に参加したことを報告。招待者が限られている中で招かれたことは、北海道札幌華僑総会が国務院僑辦及び駐札幌総領事館から重視され、信頼を得ていることを物語っている。これを一つの励みにして僑胞のためにもっと努力していきたい、と決意を表明した。
来賓を代表して孫振勇総領事が祝賀の挨拶を述べた。孫総領事は“わが国が各分野で大きな発展を遂げ、世界第二の経済大国に躍進した中で祖国の建国66周年を僑胞と共に祝うことができ、非常に嬉しい。今年は抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念パレードなどの行事も行われ、非常に有意義な年である。軍事パレードは軍事力を誇示するものでなく、世界平和の維持と貢献の決意を表明するものである。華僑の皆様は引き続き団結し、日本の友人と連携し、中日友好促進と平和活動に力を発揮してほしい”と僑胞を激励した。
札幌華僑会館の杜国勝理事長も祝辞を述べ、乾杯の音頭をとった。
祝賀ムード溢れる会場で、出席者たちは歓談交流の楽しいひと時を共にすごし、皆の「大海啊故郷」の歌声の中で祝賀会はお開きとなった。
(北海道札幌華僑総会)
大阪華僑総会が中華人民共和国建国66周年国慶祝賀会を開催
2015年10月7日
大阪華僑総会(劉中耀会長)は9月28日午後6時より、中央区「大成閣」において中華人民共和国建国66周年国慶祝賀会を開催した。来賓として中華人民共和国駐大阪総領事館より劉毅仁総領事・于淑媛副総領事ら4名の領事、府、市、議会、友好団体代表者や友好人士などが招かれ、会員僑胞ら約330名が参加し、祖国の建国66周年を共に祝った。
陳国清理事が司会を務め、初めに国歌演奏が行われ、主催者を代表し劉中耀会長が「多くの方々と祖国の国慶を祝うことが出来、嬉しく思う、また中日の民間交流のさらなる発展をともに進めて行きたい」と出席いただいた来賓や会員に感謝の意を述べた。
続いて来賓紹介が行われ、来賓代表として劉毅仁総領事が祝辞を述べた後、NPO法人大阪府日本中国友好協会日根野理事長による乾杯の発声で宴へと移った。
和やかな雰囲気で宴が始まり、途中には大阪府立成美高校中国文化春暁倶楽部による獅子踊りや中国舞踊が披露され、お祝いムードに花を添え、出席者からは歓声が聞かれた。また、中秋明月祭大阪2015実行委員会より胡士雲実行委員長が「中秋明月祭大阪2015」開催当日には多くの方のお越しをお待ちしていますとPRを行った。
最後に于学偉常務副会長が閉会の挨拶を述べ、散会となった。
(大阪華僑総会)
祖国建国66周年盛大に岡山で開催
2015年10月7日
9月18日午後6時から8時半まで四川料理「又来軒」駅前店に於いて祖国駐大阪総領事館副総領事孫志勇先生、趙薈先生を迎え、華僑・華人・留学生と共に県内伊原木隆太知事代理を含め、各自治体・友好団体・友好人士83名が集まった。
来賓歓迎進行曲が会場全体を盛り上げ、劉会長の先頭で会場に入場、国歌斉唱、華僑華人総会会歌を高らかに歌った。
主催側を代表し、劉勝徳会長は66周年前の祖国の状況を説明、当時の岡山出身の総理大臣犬養毅首相が亡命で来日していた孫文の人生観に共鳴し、横浜山手中華学校・神戸中華同文学校の117年の歴史を説明すると共に祖国の文盲を少なくする為の教育の必要性を説明した1年前の慶祝国慶節岡山大会では岡山大学留学生の家族が火事現場へ飛び込み、日本の老人を救出。岡山県知事から人命救助の表彰を受けました。今年は9月2日津山中央病院上席副院長林同輔先生がガン征圧向上の技術・治療方法・検診で多大な貢献をあげた事と地域医療向上の為、尽力した事を讃え、感謝状を授与された事が地方紙より発見。華僑華人の業績を私共も高く評価し、全国の華僑華人にも伝える事が中国人のイメージの向上の為、大変良い事、広く伝える事を確認。福建省出身の三世林同輔先生、今後の医療界での発展を期待しています。
最近の祖国脅威論への反撃を訴えました。
多くの来賓のご挨拶と共に韓国・朝鮮の代表もそれぞれの立場で発言があり、各界の立場の声が聞こえ、華僑華人の幅広い方々とのお付き合いがある大変素晴らしい会であったと早速翌朝ご連絡・ご感想をいただいた。
去る8月華僑華人総会・中國旅行社の企画で過去の訪中団体としては最も人数も多く、特に1つのグループでではなく県下各界72名を集約し、北京・上海を訪問した時、日本大使館で中日平和友好条約を再確認した時の総社市議会議員頓宮美津子(元NHKアナウンサー)に再度ご登場いただき、出席者全員で日中平和友好条約を学習した。
又来軒の超豪華なコース料理に入り、乾杯の音頭を華僑華人の大先輩台湾出身で岡山大学医学部病理学で長年教授をされていた林肇輝先生が医療教育人材を!華僑華人が国を越えて貢献するよう訴え、乾杯をされた。
各界から寄贈された景品大抽選会に入り、上海への飛行機往復チケットが3名様に当たり、岡山高島屋社長賞を始め多くの賞品で盛り上げ予定時間を超え、大成功の慶祝大会となった。
(岡山県華僑華人総会)
横浜華僑総会第12回会員代表大会開催
2015年7月30日
横浜華僑総会第12回会員代表大会開催 横浜華僑総会は7月8日(水)、第12回会員代表大会を中区山下町のロイヤルホールヨコハマ3階の「シンフォニー」で開催した。
大会は午後6時過ぎ、朱銘江副会長の司会で始められた。あいさつに立った謝成發会長は、過去2年間に広範な僑胞から寄せられた温かい支持・協力に感謝した(左写真)。
続いて議長団に譚優矢・李香玳両氏を選出し議事に入った。
議程にしたがい、まず総務担当の楊文惠副会長が過去2年間の会務と各部のまとめを報告し了承された。
次いで、財政担当の余凱副会長が会計報告をし、陳鉅金監事長が監査報告をした。続いて余副会長が次期予算案を提示し、いずれも承認された。
その後、楊義誠副会長が「2015~2017年活動方針(案)」を発表した。新期「活動方針」は基本的に今までの事業を継承しつつ、2016年5月に横浜華僑総会正常化僑民大会開催40周年を迎えるにあたり、講演会や学習会などを企画し、横浜華僑の歴史を伝えていくこととし、出席者の了承を得た。
また、「財団法人中華会館」が「一般財団法人」へ法人格を変更し「公益財団法人中華義荘」が発足したこと、華僑総会の「協力団体」として新たに4僑団が加わることが理事会で承認されたことを受け、会則の一部改訂案が上程され、質疑応答を経て、出席者の了承を得た。
横浜華僑総会の「協力団体」になったのは、日本福建経済文化促進会横浜分会・日本福建平潭同郷会・茉莉花女声合唱団・横浜中山郷友会(50音順)の4団体で、それぞれの団体の活動内容と代表者が紹介された。
次に会員代表選挙委員会を代表して楊義誠委員長が次期会員代表について報告した。また、理事選挙管理委員会を代表して梁慶安委員長が経過を報告し、次期理事監事立候補者を所属団体ごとに紹介し、また個人推薦の候補者を紹介した。そして全候補者は一括して承認を受け、次期理監事会の陣容が確定した。
新しく理事に就任した1人の陳基成さん(デザイン会社経営、中華学校31届生)が新理事を代表して、「改めて華僑総会の重要性に感銘した。右も左もわからないが、諸先輩の助けを得て活動していきたい。」とあいさつし、決意を述べた。
全ての議程を終え、午後7時40分、会員代表大会は終了した。
その後、第2部会員代表懇親会が会場を「セレナーデ」に移して開かれた。張愛玲副会長が司会を務めた。
来賓として、中国大使館から新任の王軍参事官兼総領事と、王樹凡1等書記官兼領事、日本華僑華人聯合総会任政光会長、また横浜華僑総会に会員代表および理監事を送る「協力団体」の僑団・僑校・団体の代表が出席した。
来賓を代表してあいさつに立った王参事官兼総領事は、横浜僑胞に着任の言葉を述べるとともに、第12回横浜華僑総会会員代表大会が成功裏に開催されたことに祝意を表した。
また先ごろ聯合総会会長に再任された任政光横浜華僑総会名誉会長は、横浜僑界の大同団結を訴えた。
続いて横浜山手中華学校張岩松校長が乾杯の発声をした。張校長は華僑総会なくして中華学校はありえず、中華学校は今後とも華僑総会に全面的に協力していくと語り、会員代表大会が成功裏に開催されたことを祝い高らかに祝杯を上げた。出席者は歓談し親睦を深めた。
午後8時半過ぎ、張愛玲副会長が閉会の辞を述べ、お開きとなった。
謝成發会長再任
新しい理事監事の陣容が固まったことから横浜華僑総会は7月16日(木)に第20届第1回全体理事監事会を開き、会長に謝成發氏を選出した。
任期3期目を迎えた謝会長は、副会長職を楊義誠・張愛玲・余凱・楊文惠・朱銘江・王忠福の6氏に委嘱し、理事監事会で承認された。
議長団には譚優矢・李香玳の両氏が前期に続き再任し、監事長に陳鉅金氏が前期に続き選出された。
また新理事会は前期に続き、顧問に曽德深氏、名誉会長に任政光氏を招請することを決めた。
副会長6名はそれぞれ担当する部を以下のように決め、各部の部長を務める。
楊義誠(文化部担当)
張愛玲(福利部担当)
楊文惠(総務部担当)
余 凱(財政部担当)
朱銘江(組織部担当)
王忠福(渉外部担当)
なお、理事は6部にわかれてそれぞれの職務を果たし、各部の副部長を常務理事とする。会長・副会長・議長団・常務理事は常務理事会を構成する。
(横浜華僑総会)
任政光会長を再選、郭燕公使が講演
岡山で日本華僑華人聯合総会第17届代表委員大会
2015年7月16日
6月28日と29日の両日に亘って日本華僑華人聯合総会の第17届代表委員会が岡山市の国際交流センターで開催された。
大会には同会加盟の20僑会・2僑校の各代表委員とオブザーバー3団体の代表および来賓、新華社と中国新聞社の記者ら併せて90人余りが出席した。
中国駐日大使館の郭燕公使、王軍参事官兼総領事、駐大阪総領事館の孫志勇副総領事をはじめ大使館、駐大阪・福岡・新潟各総領事館の代表および全日本華僑華人中国平和統一促進会(華僑統促会)の鄭正勝副会長が招きに応じて出席した。
林斯福東京華僑総会副会長が大会の司会進行を務めた。
任政光会長は開会の挨拶で“現在の厳しい中日関係のもとで、日本各地の僑会、中華学校は一層協力を強め、在日華僑華人の正当な権益の擁護に努め、各地華僑華人組織を強化し、青年・教育・文化活動を助成し、華文教育を積極的に発展させて、祖国統一大業の実現と中日友好事業推進のため積極的な役割を果たしていこう”と述べた。
会議に先立って郭燕公使が大会の要請に応えて講演し、中日関係の最近の状況と外交政策について紹介するとともに中国の経済・社会発展の状況を説明した。
僑務活動と僑団建設について郭公使は次のように述べた。80万の在日華僑華人は「中国の夢」を推進する貴重な人的資源、頼れる貴重な勢力で、華僑業務への取り組みは中国大使館の重要な使命の一つである。今年は「海外華僑優遇」プロジェクトの「行動」の年で、華僑業務は「全面的改革深化」、「法による華僑業務展開」など多くのテーマで全面的に繰り広げられ、国内外の華僑界の生存・発展に関する多くの分野がカバーされる。駐日大使館は華僑への奉仕という主旨を守り、聯合総会など日本の主要華僑団体との意思疎通と協力を維持して、これまで通り幅広い僑胞の便宜をはかり、サービスを提供していく。
講演の中で郭公使は在日華僑と華僑団体に対して次のような六つの希望を表明した。
①しっかりした立場に立ち、国の根本的利益と発展・安定という大局を守り、祖国の建設と統一の大業を支援すること。
②地元社会に積極的にとけ込み、身近な日本の友人にプラスのエネルギーを伝え、中国の発展に正しく向き合うよう働きかけ、中日関係の順調な発展のため積極的な役割を果たすこと。
③華僑業務の大きな発展のためにしっかりとした基礎を築き、両国の青少年が友好交流を進めるよう激励し、中日関係の改善・発展のための新たな原動力を与えること。
④睦まじい華僑団体を築き、新旧僑胞の一層の融合を促し、華僑団体が様々な華僑救済の仕組を探り作ることを奨励し、華僑団体を真に幅広い僑胞が信頼を寄せる精神的ふるさとにすること。
⑤文化を絆として、あらゆるものを広く受け入れ、協力・ウィンウィンの友好交流プラットホームを構築し、華僑の心と力を集めて中華文化のソフトパワーを高めること。
⑥在日華僑社会と華僑学校の優れた伝統を発揮して、引き続き華文教育の発展を促し、在日華僑の絶えず高まる教育ニーズに応えるため新たな貢献をすること。
次いで鄭正勝氏が華僑統促会の北京訪問と「華僑華人聚濠江聯誼・日本軍国主義在亜太地区罪行図片展」について報告講演を行った。この中で鄭氏は3月24日から6日間の日程で北京を訪れ、中国統促会、中央統戦部、台盟中央、中国台聯、国務院台辧、中国僑聯、台湾同学会、社会科学院台湾研究所を訪問して、両岸の平和発展、平和統一実現に貢献していくことについて意見交換した経緯を紹介した。また、鄭氏の報告講演後、大阪華僑総会の劉中耀会長より華僑統促会の関西支部設立についての呼びかけがあった。
大会は江洋龍(東京)、朱銘江(横浜)、胡森雄(岡山)の三氏を議長に選任して議事に入った。
この一年来の会務活動について温耀権事務局長が全般的な報告を行い、劉中耀次長が主に九州と中国・四国地区のブロック会議の開催と成果について報告し、いずれも了承された。また決算報告を温事務局長が、監査報告を楊忠銀監事(鹿児島華僑総会会長)が行い、若干の質疑応答ののち承認された。予算案についても格段の異見もなく原案通り採択された。
このあと、北海道から沖縄に至る各地僑会と僑校の活動と現状報告が行われた。各地報告については事前に報告書の提出があり、会議ではその要旨の報告が行われ、たがいに情報と課題を共有し認識を深めあった。
この後、任期満了に伴う会長、常務委員、監事の改選が行われ、東京、横浜、京都、大阪、神戸地区の廖雅彦、林斯福、任政光、謝成發、余凱、朱銘江、温耀権、楊正武、任書楷、高橋孟、劉中耀、于学偉、福田全啓、鮑悦初、陳明徳、金啓功の16氏が常務委員に選任され、蔡義雄(三重)、楊忠銀(鹿児島)の両氏が引き続き監事に再選された。また常務委員会より五大地区以外から常務委員を増員し、常務委員会の強化をはかるための会則改定の提案があり、全会一致で承認採択された。
続いて常務委員会を代表して鮑悦初神戸華僑総会会長が会議休憩中開かれた新常務委員の会議で任政光会長と温耀権事務局長の留任続行が全会一致で決定した旨の報告があり、議会は歓迎と支持の拍手に包まれた。また会則改定に伴い、岡山県華僑華人総会から常務委員を選任する旨の提案も承認された。
同日の会議終了後の午後6時から中華料理「又来軒」岡山駅前店で和気藹々の懇親会が開かれ、地元岡山の劉勝徳会長が各地代表を熱烈に歓迎する挨拶を述べた。懇親宴には大森雅夫岡山市長、景山貢明岡山県日中友好協会会長、信江幸雄岡山県国際課長ら日本の友人も招かれて出席し、友好交流を深めた。
翌29日午前9時から前日に続いて各地報告と意見交換が行われ、11時、楊正武京都華僑総会会長の挨拶をもって閉会となった。
大会終了後、各地の代表委員20余名は劉勝徳会長らの案内で「岡崎嘉平太記念館」を参観した。
(東京華僑総会)
旭川華僑総会第26期新会長に楊睦健氏を選出
2015年6月17日
本年5月を以って第26期を迎えた旭川華僑総会では、先頃会員各位の協力のもとで任期満了に伴う役員改選を行い、これまで会長の任にあった任恢淡氏が名誉会長に就任し、新会長には長年副会長として会務に当たってきた楊睦健氏が選任された。
同会の第26期新役員は次の通り。
名誉会長:任恢淡
会長 :楊睦健
副会長 :任祖長、杜国平、任祖章
理事 :楊為広、楊為康、任徳茂、任徳発
以上の様に改選致しました。
今後ともご指導の程よろしくお願いします。
(旭川華僑総会)
京都華僑総会第21期定期会員大会を開催
投票で理事を選出
楊正武氏を会長に再選
2015年6月1日
5月20日(水)、午後4時30分より、京都華僑総会は2015年度第21期定期会員大会を京都四条大橋にある「東華菜館」に於いて開催した。
最初に、司会より会員数と出席者数確認がされ、会則に基づき、大会の成立を会員に報告した。
大会に先立ち、楊正武会長が任期中、皆さまからの協力を頂き感謝いたますと述べ挨拶を行い、続いて議長には、張敬博副会長が選出され、議事へと移り、会務報告と会計報告が行われ、王韞玉監査が監査報告を行い、いずれも承認された。
次に会則にある「会員」に関する入会条項改正について審議が行われ、討議を重ねた結果、原案通りとした。続いて任期満了に伴う役員改選では、任書楷選挙管理委員長が選挙弁法に基づき、経過報告と役員改選案が示され承認となり、理事選出においては定数13名のところ、18名が立候補となり投票により選出することが報告され、出席会員全員で選挙を行った。
投票終了後、時刻は6時を過ぎ、懇親会が行われ、司会より来賓でお越し頂いた祖国駐大阪総領事館王軍副総領事・夏欣領事・張秀芬領事・任远領事が紹介され本会を代表し、楊正武前会長が挨拶を行い、続いて来賓を代表して王副総領事より挨拶頂き、乾杯後懇親会が始まった。
宴席では来賓と会員が親睦を行い、活気ある懇親会の中、選管より投票結果の発表が行われ新理事の名前が読み上げられ、王副総領事をはじめ各領事ご来賓が見守る中、出席会員の拍手により承認され、閉会の辞は京都華聯旅行社次期社長が内定している、高橋孟新理事が行い「華僑総会・華聯旅行社の発展と活気ある会にして行きたいと思いますので、ご協力お願いします」と述べ、閉会した。
その後、第一回理事会を開催、新会長選出を行い、楊正武氏が再選された。
京都華僑総会第21期役員
顧 問:任 道杉、陳 明山、林 修焱
会 長:楊 正武
副 会 長:任 書楷、張 敬博、高橋 孟
理 事:于 修忠、小瀬冬美、井本明伯、呉 周珍、張 明和、
葉 衛陽、楊 智偉、陳 暁乾、蔡 明芳
監 事:王 韞玉、陳正雄
事務局長:蔡 明芳
第4回中国四国地区華僑華人総会ブロック会議in岡山
2015年5月12日
去る4月29日、岡山市の岡山国際交流センターで第4回中国四国地区華僑華人総会ブロック会議が開催された。これには地元岡山をはじめ香川、愛媛、広島、島根各総会の代表およそ20名が出席した。また、日本華僑華人聯合総会から担当の劉中耀副会長(大阪華僑総会会長)が出席した。
岡山県華僑華人総会の姜廷権事務局長が開会を宣し、同会の門洪泉理事長が開会の挨拶を述べ、次いで出席者一人ひとりの自己紹介が行われた。
会議は議長に胡森雄氏を選任して議案の審議に入り、組織の必要性について確認し合うとともに各地域の現状紹介が行われ、ブロック会議を大切にし、もっと各地で新華僑への橋渡しの手段を考えるべきである等々の活発な意見交換があり、交流を深め合った。席上上海歌舞団「朱鷺」の宣伝DVDの鑑賞会も行われた。
なお、中国四国地区ブロックの代表には満場一致で劉勝徳・岡山県華僑華人総会会長が再選された。
※華僑報 第1877号(2015年5月15日発行)から引用
2015年6月28日(日)・29日(月)第17届代表委員大会in岡山
2015年4月22日
① 開催通知_第17届代表委員大会(PDF)
② FAX参加申込書(PDF)
③ 各地活動報告用紙_代表委員大会(PDF)
各地活動報告用紙_代表委員大会(Word)
過九粥で厄払い・長崎華僑総会
2015年3月25日
3月19日(木)新地中華街の中国料理西湖において、長崎華僑総会主催で毎年恒例の過九節及び還暦の方をお祝いする会が執り行われました。
福建省出身が多い長崎では、家庭で過九節(太陰暦1月29日・福建の言葉でアウアウ)に、数え年で9がつく年齢と9の倍数の年齢の者は厄にあたるため、過九粥を食べ厄払いをするという習慣があります。だんだん家庭でも行われなくなってきた為、30数年前より長崎華僑総会主催でも行われています。あわせて今年還暦を迎えられる方もお祝いしています。
この日約20名の出席者があり、趙会長は「皆でお粥を食べ厄払いをし、又今年還暦を迎えられる楊爾賢様のご健康と、ますますのご活躍を祈念する。」と挨拶しました。
(長崎華僑総会)
第7回九州ブロック会議佐賀大会開催される
2015年3月10日
日本華僑華人聨合総会第7回九州ブロック会議佐賀大会が3月1日佐賀市の佐賀県国際交流プラザにて開催され、来賓に駐福岡総領事館より紀竑、楊蔭両領事が招かれ出席した。
会議は陳発興佐賀華僑総会会長の歓迎の挨拶で始められた。紀竑領事は、このブロック会議で九州各県の老華僑の貴重な意見を伺い総領事館に持ち帰り対処したい旨の挨拶を述べた。劉中耀日本華僑華人聨合総会副会長は、このブロック会議で議論されたことは聨合総会の常務委員会にも報告し、九州各県の今後の活動にも反映してほしいと述べ、また6月28・29日に岡山で開催される第17届代表委員大会に多数の参加を要請した。
会議終了後は、場所を「佐賀ワシントンホテルプラザ」に移し、福岡総領事館の好意による懇親会が催された。挨拶の中で李天然総領事は僑胞を激励し、九州各地域の航空路線開通への協力や今後も華僑華人の団結、協力発展に在席の華僑代表の尽力が必要だと強調された。
その後、佐賀大学の教授や新華僑、留学生、台湾同胞も交え賑やかな交流が行われ、また春秋航空より提供の佐賀=上海の往復ペアチケットのじゃんけん大会も行われるなど盛会のうちに、次回福岡大会での再会を約束し、終宴となった。
翌日の佐賀市内観光は15名が参加、佐賀のひな祭り会場や佐賀城本丸歴史館を見学し、最後は佐賀県庁最上階のレストランで佐賀平野が一望できる景色と佐賀牛を堪能し、散会となった。
(佐賀華僑総会)
程大使、僑胞らと共に新年祝う 中国大使館が華僑華人新春招待会
2015年2月17日
1月30日晩、中国駐日大使館は、在日華僑華人団体・中文メディア・留学生・中資企業の代表ら300名余りを中国大使館に招き「2015年旅日華僑華人新春招待会」を開き、程永華大使が在日華僑華人へ新年の祝辞を述べた。また韓志強公使はじめ中国大使館各部門の責任者も出席した。
程大使は招かれて出席した僑胞らを熱烈に歓迎し、親しく新年の挨拶を交わし、共に新しい年の到来を祝った。
◇中日関係◇ 新年祝辞に立った程大使は中日関係について先ず次のように述べた。一年来の両国各界の共同の努力により、中日関係は改善の方向へ重要な一歩を踏み出した。両国関係を引き続き安定的に改善されるカギとなるのは、中日の四つの政治文書と四つの原則的共同認識を遵守し、関係をよく処理し、政治・安全保障の相互信頼を改めて築き、中日関係を正しく、長期的なものにすることです。
◇祖国の発展◇ また、程大使は祖国の発展と経済状況を紹介し、次のように述べた。昨年私たちは全面的に改革を深め、反腐敗・清廉提唱に力を入れ、経済・社会の釣り合いのとれた発展を積極的に推進し、人びとの生活に新たな改善と向上がみられた。中国のGDPは7.4%で、初めて10兆ドルを超えました。2015年を展望すると、全面的改革深化と法による国家統治の両輪を平行して進め、経済面で「新常態(ニューノーマル)」に進んで適応し、質の向上と効率アップに力を入れ「小康社会」全面完成の目標に向かって突き進みます。
◇中国外交◇ 中国外交について程大使は、多くの成果を収めたと語り、次のように紹介した。私たちはグローバルなパートナーシップネットワークと「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想を軸とする互恵協力ネットワーク構築を進め、国際協力の方向を積極的にリードしました。私たちは中国の特色ある大国外交を積極的に実践し、中国の夢実現のための保障を提供し、世界の平和発展のため貢献していきます。
◇在日華僑◇ 程大使は広範な在日僑胞は地元社会に積極的にとけ込み、平和を愛し、協力を重視する優れた品性を示しており、中日交流の絆と架け橋であると高く評価し、次のように述べた。近年各華僑団体は睦まじく運営され、着々と発展し、新旧の華僑団体の融合が進み、新しい情勢下での華僑関連業務に強力な支えと協力を提供している。引き続き国とふるさとを愛し、郷里に尽くす新たな一ページを記すよう希望する。
席上、任政光日本華僑華人聯合総会会長と顔安全日本華僑華人聯合会会長がそれぞれ挨拶を述べた。任会長は挨拶の中で中日関係が困難な時期にこそ、日本各地の華僑総会と僑胞は日常生活を通じて長年来築いてきた日本社会との友好交流をより一層深め、民間外交を推進していこうと強調した。顔会長は百万近くといわれる在日華僑華人は一層団結を強め、努力奮闘し、華僑社会建設と中日関係改善、祖国の改革開放のため更なる努力をしようと訴えた。
在日華僑華人の声楽家や太極拳の名手がみごとなノドと技を披露した。
※華僑報 第1871号(2015年2月15日発行)から引用
岡山県華僑華人総会定期大会を開催、第19期新役員を選出
2015年1月27日
岡山県華僑華人総会は1月16日(金)午後2時から定期総会を開催しました。又、2年に1度の役員改選を行い、2015年1月17日から2017年1月16日までの第19期新役員を選任しました。
新役員名簿は下記の通りです。
理事長 門 洪泉 会長 劉 勝徳
副理事長兼常務理事 高橋 民雄 副会長(専従) 鄭 盧烙
副理事長兼常務理事 張 建光 副会長 劉 習韻
副理事長兼常務理事 胡 森雄 副会長 潘 暁蘭
常務理事 李 千絵 副会長 曹 霞
常務理事 張 萍 副会長 姜 洪霞
常務理事 李 艶 事務局長 姜 廷権
常務理事 陸 培紅 事務局員 片岡(劉)梨華
監査 候 暁軍 事務局員 藤原 七菜
監査 劉 一楠 事務局員 松岡 美紀子
理 事
高 艶秋 姚 小康 尹 月 楊 丹 董 成
夏 蘭芳 徐 艶英 王 路 牟 忠萍 李 帝昌
矯 健 佐々木 楠 付 強 楊 春芳 竹内 優佳莉
三谷 嘉数 馬 秋美 林 徳亮 林 暁明 宋 玲
張 孝蓉 祝 鉄成 金 蘭 劉 暁邦 余 采霜
王 洪麗 鄭 娜 孫 万峰
2015年3月1日(日)・2日(月)第7回九州ブロック会議in佐賀
2014年11月3日
第7回九州ブロック会議佐賀大会開催のご案内
木曽の御嶽山の火山爆発で60余名もの被害者が出たり台風は例年よりも多そうで異常気象が異常ではなくなりつつあるようなここ数年です。
さて、前回長崎大会であらかじめ日程を決定しておりましたが、諸般の事情により第7回九州ブロック会議を3月1日(日)・2日(月)に開催する事となりました。ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力下さるようお願いいたします。
開催日程の詳細を下記の通り記しましたので万障お繰り合わせの上ご出席賜りますようお願いいたします。
記
一 日 時:2015年3月1日(日)13時受付開始
一 場 所:佐賀市白山二丁目1-12 佐賀商工ビル1階
佐賀県国際交流プラザ TEL 0952-40-2002
13時30分開始16時30分終了予定
議 題:1.電子(IC)パスポート等華僑総会の代理業務に対する領事部への要望
2.各地総会の現状、今後の対策
3.次回開催地 その他
一 懇親会:佐賀ワシントンホテルプラザ11階
佐賀市駅前中央一丁目164 TEL 0952-25-1111
会費 一人6,000円 18開始予定
宿泊場所 佐賀ワシントンホテルプラザ
宿泊代 一人5,400円 シングル朝食付き
3月2日(月) 10時-12時
場所 佐賀市内観光 佐賀城本丸歴史館
徴古館 旧古賀銀行等
昼食 さがんれすとらん 志乃県庁店 佐賀県庁最上階
12時30分予定
連絡先:佐賀華僑総会
〒840-0831 佐賀市松原三丁目三番地十五-二号
TEL/fax 0952-23-2226
第54回旅日福建同郷懇親会懇会開催される
2014年11月3日
10月4日(土)~10月6日(月)滋賀県長浜市の長浜ロイヤルホテルを拠点に大阪福建同郷会が主催する第54回旅日福建同郷懇親会が北は北海道、南は鹿児島そして中国本土からの参加者を集めて盛大に催された。開会式に当たる歓迎宴会には地元長浜市に500年以上も続く長浜曳山祭りの伝統芸能「子供歌舞伎」メンバーによる「しゃぎり」(御囃子)によって参加者が迎えられ、続いて「寿三番叟」の祝い舞が披露され開会の幕が開かれた。
最初に大阪福建同郷会の劉中耀会長が歓迎の辞を述べ、続いて来賓の中華人民共和国駐大阪総領事館大使級総領事劉毅仁氏と地元長浜市の藤井勇治市長などが祝辞を述べた。続いてこの大会の参加者の最高齢でかつ54年前第1回京都大会の主催者の一員でもあった京都華僑総会元名誉会長林修炎が乾杯の音頭をとって歓迎宴が開始された。
この日は中国民族音楽二胡張連生氏と琵琶の葉衛陽氏の演奏が披露された。そして中国聖域の新疆ウイグル自治区出身の「シルクロードローラン」(団長ジャミラウライム)の歌と踊りのシヨウに参加者は感動の渦に巻き込まれて初日の夜はホテルの温泉で興奮をしずめた。
2日目はあいにく台風18号が接近していたため観光コースを大幅にけずり、長浜の黒壁スクェアを散策し、昼食は琶湖畔の「鮎やの郷」で琵琶湖料理を楽しんだ。そののち比叡山ガーデンミュージアムに上り、近代絵画のタイル絵がちりばめられた庭園を散策した。あいにく台風の接近で期待された琵琶湖の全景を楽しむことができず、早めにロイヤルホテルに帰り、まず温泉でくつろいだ。
この夜の懇親宴会はまず長崎の福建郷友である「ナンシー」こと鄭徳財さんの祝い舞が披露され、熊本華僑総会名誉会長の林康治氏による乾杯の発声で宴がはじめられた。この夜は中国民族音楽戴茜氏の古筝と沈兵氏の楊琴の合奏に参加者の気持ちが癒された。続いて今回の長寿の参加者(80歳以上)に祝いの品が送られ、来年の神戸地区主催の「福清大会」への参加が誓われた。この日の呼び物は中国四川省出身の江玉氏による「変面」の秘技である。縁起最終に彼女の素顔の愛らしさに参加者は大感動した。
3日目は台風も去り青空がよみがえり、気持ちよく彦根城と殿様の庭園「玄宮園」を散策した後サヨナラパーティの会場北ビワコホテルグㇻツイエに向かった。最初に大阪の実行委員会を代表して張頴氏が挨拶し、実行委員会のメンバーを紹介し、続いて来年の主催地区神戸の林文明理事長が挨拶し神戸地区の役員全員も登壇し「大会の旗」と「大会の鍵」が伝達され、ぶじ引き継ぎ式が行われた。
最後は参加者全員で「福建郷友讃歌」を高らかに歌い、第54回旅日福建同郷懇親会は無事閉幕した。
(大阪福建同郷会)
第3回 中国・四国地区華僑華人総会ブロック会議 岡山大会(8月30日)
2014年10月16日
中国・四国地方の華僑華人総会事務局専従者が3年ぶりに集まり日本華僑華人聯合総会から劉中耀副会長も参加。
神戸華僑総会林伯耀理事にも参加頂いた。林先生は当時中国人700~1000名虐殺された関東大震災の歴史を研究し、再びあのような災難が訪れない事を願い、映像も使用しながらの説明を行って頂いた。当時を知る人、事件があった事も知らない参加者もいたが、史実を知り、大変勉強になった!と参加者が口々におっしゃっていた。その後、岡山大会に地元理事長 門洪泉が歓迎と開会の挨拶を行った。
8月3日雲南省で発生したマグニチュード6.5の地震発生で犠牲になった方々に黙祷を行った。少しでも支援の和を広げるよう、それぞれの地で支援活動を行う事を確認。
第11回日本華僑華人総会で指針を発表された大使館領事部参事官兼総領事 劉亜明女士の華僑に対する方向性「僑務任務と僑団建設」を掘り下げて学習。
午後から国際行政書士の松田葉子先生より、最近新しく変更があった入管法に対する説明が行われ、更に各地代表から具体的な質問が・・・。
入管法のあと、身近な広島でも発生した自然災害に対しての総会の役割と同胞をいかに救済するかの学習。岡山県より頂いたDVD等を使用し、災害対策の学習を行った。聯合総会代表から身分証明に対しての当面の対処方法、全世界の孔子学院が9月27日に一斉に開催される孔子学院設立10周年の報告を岡山商科大学孔子学院副学院長 黎先生よりして頂く。
春秋旅行高松支店 庭瀬所長よりLCC格安チケットに関する説明、紹介等をして頂く。 今後とも、このような学習会を実施して欲しいと各地代表から要望があり、閉会した、 約5時間におよび、身近な学習テーマについて、貴重な時間を費やした。
(岡山県華僑華人総会)
孔子祭〈釈奠典礼(せきてんてんれい)〉開催
2014年10月16日
9月27日(土)長崎孔子廟に於いて、孔子祭が盛大に執り行われました。孔子祭は儒学の始祖、孔子の生誕を祝う祭りで、2565周年になります。長崎孔子廟では毎年9月の最終土曜日に行われています。式では伝統衣装に身を包んだ約60人が大成殿前に参列し、古式どおりの祭礼が再現されました。正献官の李文亮総領事・陳優継孔子廟理事長・田上富久長崎市長他2名が拝礼し、遺徳をしのびました。
また、アトラクションとして、中国獅子舞(吼獅会)と龍踊り(十善寺龍踊り会)、変面ショーなどが披露され、市民や観光客約700人を楽しませました。
(長崎華僑総会)
李文亮総領事と送別会
2014年10月16日
9月30日、長崎新地中華街の京華園において、任期満了につき帰国される李文亮総領事の長崎華僑総会主催送別会が開かれました。
李文亮総領事は長崎ほど中国文化が溶け込んでいる場所はなく、又、行政・文化関系者も中国に対する理解が深く、離日するのが名残惜しいと述べられました。
趙会長は長崎での4年3ヶ月間の功績を惜しみ、李総領事夫妻の今後のご健勝とご活躍を祈念しました。
参加した兪雲登名誉会長・理事・会員ら30数名が別れを惜しみました。
(長崎華僑総会)
駐大阪総領事館 滋賀県華僑・留学生と座談会
2014年10月7日
駐大阪総領事館王軍副総領事一行は、8月7日大津市にある「好香再来」において、滋賀県在住の華僑と、また翌日8日には、大津プリンスホテルにて、滋賀県の大学、在住の留学生と座談会を行った。
今回の座談会は駐大阪総領事館の要望で、京都華僑総会がセッティンぐなどを補佐し実現した。
王副総領事は座談会において、滋賀県華僑や留学生に現状や要望などをたずね、また、中日関係等の質問も出るなど、2日間有意義な座談会が行われ、滋賀県在住の華僑・華人や留学生たは、今後ともこの様な交流を引き続き続けて行ければと、感想を述べた。
今後、滋賀県在住の華僑・華人の方々で、華僑との交流や活動に興味のある方は、京都華僑総会までご連絡ください。 075‐771‐4233
中華全国台聯社団論壇が開催
日本から京都華僑総会鄭正勝名誉会長が出席
2014年10月1日
中華全国台湾同胞聯誼会主催、第三届台胞社団論壇が9月12日より3日間の日程で北京にて開催された。
二年に一度行われる大会で世界各地、中国本土、台湾の台胞指導者、学者ら151名が一堂に会し、日本からは京都華僑総会名誉会長・全日本華僑華人中国平和統一促進会副会長・中国僑聯顧問の鄭正勝氏が出席した。
人民大会堂で開会式が行われ、中共中央政治局常委、全国政協諭正声主席が開催祝賀の挨拶および重要講話を行い、そして主催者の全国台聯梁国揚党組書記が開会を宣言した。
その後、論壇大会そして文化分論壇、経済文論壇、社団分論壇の三分科会を設定し「両岸関係の平和的発展」をテーマにして、海峡両岸の政府関係者、学者、港澳および海外の台胞社団代表等が討論し、活発な意見交換が行われた。
平和的発展は両岸関係の主流であり、両岸を平和的に発展させる事業への参加、そして歴史的責任を担い、文化交流を推進し、中国の優れた伝統文化の継承、事業の創設や発展環境を最適化し、経済協力で本土と台湾の共同繁栄を促していかなければならないとの認識が示された。
両岸は同じ家族であり、両岸が平和的発展の道を堅持し、世界の台胞社団、広範な台胞間の交流や連携の深化をはかり、中華民族の偉大な復興へ共に努力することを表明し、三日間の会期を終え閉会した。
(京都華僑総会)
上海高島屋にて「大阪―上海 友好40年のあゆみ」展開催さる
2014年9月19日
大阪華僑総会(劉中耀会長)がこれまで大阪市内4か所で開催してきた、「大阪-上海友好都市提携40周年記念写真展」が装いを新たに「大阪―上海 友好40年のあゆみ」展として、9月13日~17日まで上海の高島屋2階ギャラリーにおいて開催された。
大阪華僑総会は、上海での開催にあたり、(一社)日中経済貿易センター・(NPO)大阪府日本中国友好協会・大阪府市上海事務所などと実行委員会を構成し、主催団体の一員として参加した。
本会から劉中耀会長・王遵輝副会長兼事務局長・邵礼事務局次長・福田全啓常務理事と、協賛団体である(一社)大阪中華北幫公所から于学偉理事長がスタッフとして参加した。
一行は設営準備の為、12日に上海入りし、まず午後6時より大阪市主催の「大阪プロモーションセミナー&レセプション」に招かれて参加し、その後大阪市職員と共に、午後10時より高島屋内で設営を始め、翌13日の午前2時まで設営作業にあたり、無事に準備作業が完了した。
13日午前10時30分より大阪―上海 友好40年のあゆみ」展開幕式が会場内で行われ、はじめに主催者を代表し劉会長が開催に向け尽力いただいた方々への感謝の意を込めて挨拶を述べた。続いて来賓として大阪市経済戦略局交流推進担当土橋ひとみ部長、上海高島屋百貨店有限公司矢野辰雄総経理が祝辞を述べた。
その後、大阪華僑総会会長劉中耀・大阪市経済戦略局交流推進担当土橋ひとみ部長・上海高島屋百貨店有限公司矢野辰雄総経理・大阪府上海事務所上山所長・日中経済貿易センター上海事務所小林所長・上海商禾投資管理有限公司張総経理・上海観光親善大使本堂亜紀さんら7人によってテープカットが行われ、盛大に開幕した。
開催期間中は上海市民や在上海の日本の方など多くの人々が訪れ、上海と大阪の40年にわたる交流の歴史の数々を、写真パネルを通じて民間レベルでの相互理解を深め合い、17日成功裏に無事閉幕した。
(大阪華僑総会)
2014年10月18日(土)・19日(日)第17回華僑華人青年交流会IN京都
2014年8月27日
① 開催通知_第17回華僑華人青年交流会(PDF)
② 参加申込書(PDF)
③ ご協力のお願い(PDF)
長崎華僑総会会長に趙弘隆氏選出、第30期理事・監事を選出
2014年7月28日
長崎華僑総会は2014年7月8日に会員大会を開催、第30期の理事・監事が選出されました。
7月23日に第1回理事会を開催、新執行部が決定しました。
長崎華僑総会第30期理事・監事名簿(敬称略)
理 事 蘇金来、王國雄、韋友強、林 堯、楊爾嗣、林健治、趙弘隆、
藩秀貴、崔万清、林同良、官英政、劉瑞美、副田佳敏、黄裕華、
劉美昌(15名)
監 事 郭定儀、鄭秀樹 (2名)
名誉会長 兪雲登
相 談 役 秦正義
執 行 部
会 長 趙弘隆
副会長兼事務局長 藩秀貴
副会長 林同良
黄裕華
会 計 副田佳敏
監 事 鄭秀樹
日本華僑華人聯合総会
第16届代表委員大会を開催
7月6・7日 神戸中華会舘・神戸華僑総会
大使館及び各地領事館・僑団より81名の代表者が参加
2014年7月26日
去る7月6日、日本華僑華人聯合総会(任政光会長)は神戸中華会舘、神戸華僑総会において第16届日本華僑華人聯合総会代表委員大会を開催した。
当日は全国各地19の僑会、2僑校と1委員会の代表者が参加し、来賓として中華人民共和国駐日大使館より、劉亜明参事官兼総領事、王樹凡一等書記官兼領事、駐大阪総領事館より于淑媛副総領事、夏欣領事、張秀芬領事、鄒健領事アタッシェ、駐新潟総領事館より鐘発麗領事、駐福岡総領事館より紀竑領事が参加、全日本華僑華人中国平和統一促進会より鄭正勝副会長が参加し、広島県華僑華人総会、愛媛華僑華人総会がオブザーバーとして参加、総勢約80名が出席となった。
午後1時半、定刻に開始された大会では、まず主催者を代表し、任政光会長が挨拶に立ち、「私たちを取り巻く中日関係は国交正常化以来最も厳しい情勢にある。長年培ってきた日本人民との友好交流を推し進め、更に多くの分野で新しい友人を積極的に獲得していくことが、近々の課題と考える。厳しい状況の中で、各地の活動や青年活動の報告を通じ、相互にそれぞれの現状を理解し、貴重な経験を学び、本会並びに各地の僑会、僑胞の今後の事業推進に役立てていただきたい。」と述べた。来賓が紹介された後、来賓を代表し、劉亜明総領事、于淑媛副総領事が挨拶を述べ、大会の成功を祝した。
次に、劉亜明参事官兼総領事が「中日関係の現状・中国の発展と対外政策・僑務任務と僑団建設」の3つのテーマで講演を行い、質疑応答が行われた。
引き続き全日本華僑華人中国平和統一促進会鄭正勝副会長が中国人民政治協商会議について報告した。
休憩をはさみ、楊正武(京都)常務委員、鮑悦初(神戸)常務委員の2名を議長団に選出し、議事を進行した。
議長団より議事録作成者、議事録署名人が選出された後、今年会長の交代があった大阪華僑総会劉中耀会長の常務委員選任について承認を得た。次に温耀権(横浜)聯合総会事務局長が会務報告し、劉中耀(大阪)事務局次長より西日本の僑会の状況が報告された。また、温耀権事務局長より決算報告が行われた後、楊忠銀(鹿児島)聯合総会監査委員より監査報告が行われ、承認を得た。引き続いて各地僑会がそれぞれの現状を報告し、華僑青年交流委員会蔡明芳(京都)副委員長より10月に青年交流会の開催が決定されたと報告され、各地からの参加を呼びかけた。
その後意見交換が行われ、僑胞の戸籍の問題に関連し、僑民登録や身分証の問題、新華僑との融合の問題等が提起された。最後に全員で記念撮影が行われ、一行は懇親会の会場「神仙閣」へ場所を移した。
二日目は神戸華僑総会にて行われ、前日に引き続き楊正武会長と鮑悦初会長が務め、意見交換が行われた。参加された各僑会から活発な意見が出る中、華僑の戸籍の問題、新華僑への関わり、各地僑会にある問題等について議論が交わされたほか、ブロック会議や華僑報の果たす役割、各地への華僑の情報をどのように提供するかについても活発に討論された。
会議終了後、参加者達は神戸中華同文学校、神戸華僑幼稚園を参観し、二日間の日程が終了した。
※関西華僑報 第506号(2014年7月25日発行)から引用
華僑華人団体責任者招き程永華駐日大使が時局講演
2014年6月10日
程永華中国駐日大使は去る5月21日午後、中国大使館で在日華僑団体責任者のために時局情勢の講演を行い、当面の中日関係、中国の発展および対外政策などの問題に対する見方を語るとともに、新たな情勢下の華僑華人団体の活動の在り方について提言した。
講演の中で程大使は次のように指摘した。
目下、中日関係は国交正常化以降最も厳しい局面に陥っており、さまざまな矛盾が集中的に噴き出し、複雑に絡み合って、各分野の交流・協力にマイナスの影響が生じている。その根本原因は主に三点に集中している。第一は領土問題、第二は歴史問題、第三は軍事安全保障における相互信頼の欠如だ。昨年、安倍首相が第二次大戦のA級戦犯を祀った靖国神社の参拝を強行し、中国との対話の扉を一方的に閉ざして、もともと難しかった中日関係に重大な政治的障碍をもたらした。この扉を開くには、日本側が中日の四つの政治文書の精神にのっとって、この問題を適切に処理しなければならない。
程大使はまた、中国と日本には釣魚島海域と関連空域で一定のリスクと危険要因が存在しており、両国は近隣の大国として、危機管理にしっかり取り組み、不測の事態を防ぐようにすべきであると表明した。
程大使は中国の発展と対外政策について紹介し、次のように強調した。
中国はいま改革を全面的に深めており、経済体制改革を牽引に、各分野の改革を深めて、経済・社会の持続可能な発展を促進するだろう。中高速成長段階に移行した中国経済には、今後も7.5%前後の比較的高い成長を維持する能力がある。中国は平和的発展の道を貫いており、最近、習近平主席はさまざまな場で、繰り返し平和的発展の理念を強調し、中国が精神を集中して建設を進めるには睦まじく安定した国内環境と平和で安らかな国際環境が欠かせないと指摘している。中国は「隣国に善意で対し、隣国をパートナー」とする方針を貫いている。中国は周辺で事件を起こさないが、事件が起きることを恐れず、国家の主権、安全保障の利益と民族の尊厳を断固守っていく。
華僑・華人団体の活動に触れて、程大使は、大使館は積極的に新旧華僑の団結を促し、睦まじい華僑団体づくりを推進し、広範な華僑の合法的な権利・利益を揺るぎなく守り、在日僑胞の生活、勉学、事業活動のために支援とサービスを提供したいと考えていると表明した。
また、僑胞が国家発展の利益を守り、祖国の建設と統一の大業を支持し、中華の優れた文化を広く発揚し、現地社会に積極的に還元して、中日関係改善のために役割を果たすよう希望した。
程大使はさらに、オバマ米大統領の訪日、日本の集団的自衛権解禁の動き、西沙群島における中国の正常な資源開発作業に対するベトナムの妨害などのホットな問題について質問に答えるとともに、華僑・華人の安全保護、中日間の経済・貿易分野の人的往来について華僑指導者、中国企業代表と意見を交換した。
第15届第3回常務委員会開催
2014年4月19日
4月12日(土)東京華僑総会7階会議室において第15届第3回常務委員会が開催され、第16届代表委員大会の神戸での開催が決定した。
常務委員会にはオブザーバーを含め14名が出席した。
会議では第6回九州ブロック会議及び各地華僑総会の現状報告が行われた。
引き続き議題に入り、①第16届代表委員大会の開催について ②会費の納付状況について ③13年度決算・14年度予算についての討議が行われ、承認された。
第16届代表委員大会について以下の通り決定した。
開催日:2014年7月6日(日)・7日(月)
会 場:神戸開催
6日 神戸中華会館7階会議室
懇親会・神仙閣
7日 神戸華僑総会4階会議室
神戸中華同文学校、神戸華僑幼稚園参観
宿 泊:ホテル ザ・ビー神戸
講演会:中国大使館担当者に講師をお願いする。
参加費:1名15,000円(宿泊費・懇親会費)、1名7,000円(懇親会のみ)
申込締切:2014年6月10日(火)
なお、詳細は『開催通知_第16届代表委員大会(PDF)』をご参照ください。
2014年7月6日(日)・7日(月)第16届代表委員大会in神戸
2014年4月19日
① 開催通知_第16届代表委員大会(PDF)
② FAX参加申込書(PDF)
③ 各地活動報告用紙_代表委員大会(PDF)
各地活動報告用紙_代表委員大会(Word)
2014年関西華僑華人春節祝賀聯歓会関西僑胞約180名が春節を祝う
2014年2月22日
2月2日(日)正午より京都・大阪・神戸各華僑総会と西日本新華僑華人聯合会の4団は、2003年開始以後、初めて京都の地に於いて、「関西華僑華人春節祝賀聯歓会」を盛大に開催した。
4団体役員・会員など約180名が「東華菜館」に集まり、来賓として中華人民共和国駐大阪総領事館より劉毅仁総領事、于淑媛副総領事、夏欣領事、鄒健領事アタッシェ、藤田裕之京都市副市長、中国銀行より王達志部長ら、中国国際航空の那偉支店長らが招かれて出席した。
開会前には、京都華僑総会理事、葉衛陽氏が春節を彩る琵琶の演奏で出席者を迎え呉炎平さん・陸珺さん両司会が開会を宣言した。
京都華僑総会楊正武会長が主催者を代表し「新年好」と、出席者へ新春と開会の挨拶を行い、来賓紹介後、来賓代表として、劉総領事と藤田京都副市長が祝辞を述べ、西日本新華僑華人聯合会胡士雲会長が乾杯の発生を行い、各テーブルで参加者は春節を祝う杯が交わされ、歓談が始まった。
宴席では「東華菜館」の豪華な料理が供される中、大阪華僑総会王文美理事が、アカペラで素晴らしいスタンダートの楽曲を披露し、会場は大いに盛り上った。その後、劉総領事ら来賓と4団体各会長は、各テーブルへ春節の挨拶を行い、また一つのフローで収まらず、下階にいる約50名ほどの京都華僑総会会員らとも親しく杯を交わし、春節を祝った。
中締めの挨拶では、神戸華僑総会鮑会長が壇上で挨拶した後、恒例の抽選会が行われ、中国銀行、中国国際航空、中国東方航空、日中国際フェリー株式会社と共催4団体より豪華景品が提供され、当選番号が読み上げられる度に、会場からは歓声とため息が上がり、また無料乗船券と無料航空券が当選した参加者は目録を手に思いかけない新春のプレゼントに歓喜した。
春節の祝宴もお開きの時間を迎え、最後は大阪華僑総会曽昇竜会長が挨拶にたち、今年秋ごろに開催予定の中秋明月祭に付いて協力の要請をお願いし、参列頂いた参加者と来賓の皆様に対し感謝の意を表し、お開きとした。
(京都華僑総会)
日本華僑華人聯合総会第6回九州ブロック会議開催される!
2014年2月10日
1月28日~29日長崎華僑会館において第6回全日本華僑華人聯合総会九州ブロック会議が開催された。
この会議には中国駐長崎総領事館から李文亮総領事、中国駐福岡総領事館から霍頴副総領事、日本華僑華人聯合総会から任政光会長、同会劉中耀事務局次長らが来賓とし参加した。
会議には九州ブロックの福岡華僑総会林唯史会長、張光陽副会長、佐賀華僑総会陳発興会長、熊本華僑総会林祥増会長、鄭則賢、葉亜治両副会長、大分華僑総会林誠司会長、宮崎華僑総会魏国富事務局長、 鹿児島華僑総会楊忠銀会長、林孫玉副会長、そして開催地の長崎華僑総会王国雄会長、郭定義、事務局長、趙弘隆副会長並びに他の幹部や理事諸氏も参加した。
会議に先立ち中国駐長崎李文亮総領事が中国の現状と政策についての基調講演を1時間にわたり行った。その後各地の代表の自己紹介と最近の現状報告がなされた。
各地の共通の問題として老華僑の減少と後継者問題、新華僑との融和協調についての問題点などが討論された。その中で特に新華僑と協調していくことが重要であると意見の一致を見て、熊本総会や長崎総会は会の名称に華人の2文字を加えたと華僑運動の形 態の変化の必然性についても語られた。
また、長崎はかつて存在した華文教育の拠点であった「長崎時中小学校」の復活、再興について各地の協力を求める提案があり、李総領事もその重要性に賛意を表明し、協力を約束した。
長崎、福岡からの総領事・副総領事の出席もあった。各地の代表者から領事業務についての具体的な問題への様々な質疑に対し総領事たちからは丁寧な応答があり、疑問点も解消された。
この日出席者は会場を長崎総領事館に移し総領事館員のもてなしを受け交流を深めた。
翌29日は朝から孔子廟に参観に向かい中国歴史博物館の展示物と孔子廟の歴史や現状の運営について潘事務局長から説明を受けた。
中国大使館「在日中国公民自愿登記表」協力のお願い
2014年1月14日
中国大使館から日本華僑華人聯合総会に対し「在日中国公民自愿登記表」への協力要請がありました。地震などの自然災害時の華僑への保護と連絡確認を目的とした登記表です。
詳細は以下をご参照ください。
http://www.china-embassy.or.jp/chn/tztgs/t1097657.htm
2014年1月28日(火)・29日(水)
第6回九州ブロック会議in長崎
2014年1月12日
第6回九州ブロック会議(担当:長崎華僑総会)
【1】開催日時場所
1.期日:1月28日(火)・29日(水)
1.場所:華僑会館
長崎市新地町10-13 TEL・FAX 095-821-7824
【2】日程
1.前夜祭(1月27日)
懇親会:長崎華僑総会主催の春節晩会(中国菜館 江山楼中華街新館)
1.1日目(1月28日)
ブロック会議(華僑会館会議室)
合同写真
懇親会(駐長崎総領事館)
1.2日目(1月29日)
見学:長崎孔子廟・中国歴代博物館
【3】会議内容・各地報告及び要領
1.総領事館基調講演(予定)
1.議題
①母国語学習(学校再建プロジェクト)
②帰化等による総会離れ問題(会則)
③大使館・総領事館に対する要望
日本華僑華人聯合総会が第15届第2回常務委員会議を開催
中華人民共和国駐大阪総領事館劉毅仁総領事と接見・昼食会
2013年12月5日
日本華僑華人聯合総会(任政光会長)は12月5日に大阪華僑総会会議室おいて第15届第2回常務委員会議を開催し、聯合総会より任政光会長・温耀権事務局長、東京華僑総会より廖雅彦会長・林斯福副会長、横浜華僑総会より謝成發会長・余凱副会長、京都華僑総会より楊正武会長・蔡明芳副会長兼事務局長、大阪華僑総会より曽昇龍会長、劉中耀副会長・于学偉副会長・陳進元副会長・李存琳副会長・王遵輝副会長兼事務局長・邵礼事務局次長、神戸華僑総会の鮑悦初会長・陳明徳副会長・金啓功副会長・石鋒事務局員が出席した。
初めに任会長が日頃の会運営への協力に感謝の意を込めて挨拶を述べた後、温事務局長より会務報告・各地の僑団での出来事など報告が行われ、承認された。
引き続き議題に入り、聯合総会の役割と今後の方向性について検討が行われ、各地代表者より活発な意見が繰り広げられ、任会長が「各地の華僑総会の強化をお手伝いするのが聯合総会の役目であり、聯合総会自体を強くしていくのが私の責務だと思っている」と述べた。
また、常務委員会議への他地区からのオブザーバーとしての参加について討議され、聯合総会の会費を支払っている僑会の代表者(会長・副会長レベル)が会場まで自費で来る場合、オブザーバーとしての参加を認めることが決定した。
さらに、聯合総会の会長を今後関東のみならず持ち回り制にするという意見についての討議や、会費の支払い状況・減免申請などについて討議が行われた。
その他として、「在日中国公民自愿登記表」への協力について、東京華僑総会廖会長より説明が行われた後、討議され、聯合総会としては協力して行く事が確認された。
最後に、次回常務委員会議や代表委員会議の日時・開催地について話し合われ、散会となった。
また、常務委員会議前には中華人民共和国駐大阪総領事館劉毅仁総領事と接見し、劉総領事主催の昼食会に招かれ出席した。
劉総領事は「聯合総会は、日本に在住する華僑華人全体の利益・要望と華僑華人の優れた伝統を受けつぎ、それを伝え、華僑華人社会の団結の促進に寄与しています。これからはチャンスを作っていただき、京阪神の方だけでなく、我々の活動エリア以外の地域の皆さんのご来訪、ご連絡及びお付き合いをいただければ幸いであり、関西・西日本など我々が担当しているエリアはもちろん、ほかのエリアの方達に対し、わが総領事館がお手伝いとご支援することがあれば気楽にご連絡を下さい」と歓迎の意を表し、和やかな雰囲気で懇談した。
※関西華僑報 第499号(2014年1月1日発行)から引用