大阪華僑総会主催 75周年国慶祝賀会を盛大に開催
大阪華僑総会(趙知理会長)は9月30日午後6時より、大阪市阿倍野区『楓林閣』に於いて中華人民共和国建国75周年国慶祝賀会を開催した。来賓として中華人民共和国駐大阪総領事館薛剣総領事、魏有美副総領事ら4名の領事、府、市、議会、友好団体代表者や友好人士などが招かれ、会員僑胞ら総勢約180名が参加し、祖国の建国75周年を盛大に祝った。
李暁敏理事が司会を務め、初めに国歌演奏が行われ、主催者を代表し趙知理会長が「皆様、本日は本会主催の国慶節祝賀会にご参加頂き、誠にありがとうございます。本会は1948年に在日中国人の地位向上、そして相互扶助のため諸先輩方が設立し今日に至ります。今では総領事館をはじめ、それぞれの団体と共に中日友好・民間交流を行ってまいりました。今後とも大阪華僑総会をご支援、ご鞭撻を宜しくお願いいたします。本日ご多忙の中ご出席いただいた皆様のご発展とご健康を祈念いたします。本日は誠にありがとうございます。」と来賓や会員に感謝の意を述べた。
続いて来賓紹介が行われ、来賓を代表して薛剣総領事が「すべての華僑華人の皆様は祖国の発展に親密な関係を持っております。ご来席の同胞の皆様の中には新中国建国前にお生まれになった大先輩もおられます。本年は新中国建国75周年であり、この1年の間、中国経済は困難を克服しながらも前進し、新たな質の生産力が拡大を続け、質の高い発展が大いに成果を上げております。今年上半期の中国のGDPは世界の主要経済国のトップを走っています。人民の生活水準も目覚ましく改善され、1人あたりの所得が実質76倍となり、人々の平均寿命は当初の35歳から78.6歳になっております。他にも、祖国の幅広い分野に非常に大きな成長があります。中国は平和外交政策を実施し、長年世界の経済成長への30%を維持しております。これからは中国式現代化を推進してまいります。『中日友好、敬隣永安』の理念を堅持し、『互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない。』という政治的共通認識を実行していくことが重要になってきます。どう進むべきかでの岐路に近づけば近づくほど、私たちが信念と自信を強め、両国関係が常に平和・友好・協力の正しい方向に沿って前進していくよう積極的に推進していくことが必要になってきます。総領事館は今年初めから「Look at China, Go to China」をスローガンとして力を入れて、様々な活動をしてまいりました。今の時代だからこそ、より多くの各界の皆様はどんどん積極的に中国を訪れ、新時代の中国をご自身の目で確認し、身をもって体験していただきたいと思います。」と祝辞を述べられた。
その後、中秋明月祭大阪2024実行委員会王天佐実行委員長が、10月12日・13日に開催する16回目となる『中秋明月祭大阪2024』へ多くの方のお越しをお待ちしていますとPRを行った。
NPO法人大阪府日本中国友好協会梶本徳彦会長による乾杯の発声で宴へと移った。
和やかな雰囲気で宴が始まり、冒頭から大阪府立成美高校・大阪龍獅団による獅子舞が始まり会場は大いに盛り上がり、参加者たちからは歓声が聞かれた。久々に会場で再会した参加者たちも各々交流を深め合った。途中の演目では新彊の民族踊りや獅子舞の再登場もあり、宴は更に盛り上がった。
最後に于学偉常務副会長が閉会の挨拶を述べ、散会となった。