日本華僑華人聯合総会第6回九州ブロック会議開催される!

 1月28日~29日長崎華僑会館において第6回全日本華僑華人聯合総会九州ブロック会議が開催された。
 この会議には中国駐長崎総領事館から李文亮総領事、中国駐福岡総領事館から霍頴副総領事、日本華僑華人聯合総会から任政光会長、同会劉中耀事務局次長らが来賓とし参加した。
 会議には九州ブロックの福岡華僑総会林唯史会長、張光陽副会長、佐賀華僑総会陳発興会長、熊本華僑総会林祥増会長、鄭則賢、葉亜治両副会長、大分華僑総会林誠司会長、宮崎華僑総会魏国富事務局長、 鹿児島華僑総会楊忠銀会長、林孫玉副会長、そして開催地の長崎華僑総会王国雄会長、郭定義、事務局長、趙弘隆副会長並びに他の幹部や理事諸氏も参加した。
 会議に先立ち中国駐長崎李文亮総領事が中国の現状と政策についての基調講演を1時間にわたり行った。その後各地の代表の自己紹介と最近の現状報告がなされた。
 各地の共通の問題として老華僑の減少と後継者問題、新華僑との融和協調についての問題点などが討論された。その中で特に新華僑と協調していくことが重要であると意見の一致を見て、熊本総会や長崎総会は会の名称に華人の2文字を加えたと華僑運動の形 態の変化の必然性についても語られた。
 また、長崎はかつて存在した華文教育の拠点であった「長崎時中小学校」の復活、再興について各地の協力を求める提案があり、李総領事もその重要性に賛意を表明し、協力を約束した。
 長崎、福岡からの総領事・副総領事の出席もあった。各地の代表者から領事業務についての具体的な問題への様々な質疑に対し総領事たちからは丁寧な応答があり、疑問点も解消された。
 この日出席者は会場を長崎総領事館に移し総領事館員のもてなしを受け交流を深めた。
 翌29日は朝から孔子廟に参観に向かい中国歴史博物館の展示物と孔子廟の歴史や現状の運営について潘事務局長から説明を受けた。