横浜華僑総会第12回会員代表大会開催
横浜華僑総会第12回会員代表大会開催 横浜華僑総会は7月8日(水)、第12回会員代表大会を中区山下町のロイヤルホールヨコハマ3階の「シンフォニー」で開催した。
大会は午後6時過ぎ、朱銘江副会長の司会で始められた。あいさつに立った謝成發会長は、過去2年間に広範な僑胞から寄せられた温かい支持・協力に感謝した(左写真)。
続いて議長団に譚優矢・李香玳両氏を選出し議事に入った。
議程にしたがい、まず総務担当の楊文惠副会長が過去2年間の会務と各部のまとめを報告し了承された。
次いで、財政担当の余凱副会長が会計報告をし、陳鉅金監事長が監査報告をした。続いて余副会長が次期予算案を提示し、いずれも承認された。
その後、楊義誠副会長が「2015~2017年活動方針(案)」を発表した。新期「活動方針」は基本的に今までの事業を継承しつつ、2016年5月に横浜華僑総会正常化僑民大会開催40周年を迎えるにあたり、講演会や学習会などを企画し、横浜華僑の歴史を伝えていくこととし、出席者の了承を得た。
また、「財団法人中華会館」が「一般財団法人」へ法人格を変更し「公益財団法人中華義荘」が発足したこと、華僑総会の「協力団体」として新たに4僑団が加わることが理事会で承認されたことを受け、会則の一部改訂案が上程され、質疑応答を経て、出席者の了承を得た。
横浜華僑総会の「協力団体」になったのは、日本福建経済文化促進会横浜分会・日本福建平潭同郷会・茉莉花女声合唱団・横浜中山郷友会(50音順)の4団体で、それぞれの団体の活動内容と代表者が紹介された。
次に会員代表選挙委員会を代表して楊義誠委員長が次期会員代表について報告した。また、理事選挙管理委員会を代表して梁慶安委員長が経過を報告し、次期理事監事立候補者を所属団体ごとに紹介し、また個人推薦の候補者を紹介した。そして全候補者は一括して承認を受け、次期理監事会の陣容が確定した。
新しく理事に就任した1人の陳基成さん(デザイン会社経営、中華学校31届生)が新理事を代表して、「改めて華僑総会の重要性に感銘した。右も左もわからないが、諸先輩の助けを得て活動していきたい。」とあいさつし、決意を述べた。
全ての議程を終え、午後7時40分、会員代表大会は終了した。
その後、第2部会員代表懇親会が会場を「セレナーデ」に移して開かれた。張愛玲副会長が司会を務めた。
来賓として、中国大使館から新任の王軍参事官兼総領事と、王樹凡1等書記官兼領事、日本華僑華人聯合総会任政光会長、また横浜華僑総会に会員代表および理監事を送る「協力団体」の僑団・僑校・団体の代表が出席した。
来賓を代表してあいさつに立った王参事官兼総領事は、横浜僑胞に着任の言葉を述べるとともに、第12回横浜華僑総会会員代表大会が成功裏に開催されたことに祝意を表した。
また先ごろ聯合総会会長に再任された任政光横浜華僑総会名誉会長は、横浜僑界の大同団結を訴えた。
続いて横浜山手中華学校張岩松校長が乾杯の発声をした。張校長は華僑総会なくして中華学校はありえず、中華学校は今後とも華僑総会に全面的に協力していくと語り、会員代表大会が成功裏に開催されたことを祝い高らかに祝杯を上げた。出席者は歓談し親睦を深めた。
午後8時半過ぎ、張愛玲副会長が閉会の辞を述べ、お開きとなった。
謝成發会長再任
新しい理事監事の陣容が固まったことから横浜華僑総会は7月16日(木)に第20届第1回全体理事監事会を開き、会長に謝成發氏を選出した。
任期3期目を迎えた謝会長は、副会長職を楊義誠・張愛玲・余凱・楊文惠・朱銘江・王忠福の6氏に委嘱し、理事監事会で承認された。
議長団には譚優矢・李香玳の両氏が前期に続き再任し、監事長に陳鉅金氏が前期に続き選出された。
また新理事会は前期に続き、顧問に曽德深氏、名誉会長に任政光氏を招請することを決めた。
副会長6名はそれぞれ担当する部を以下のように決め、各部の部長を務める。
楊義誠(文化部担当)
張愛玲(福利部担当)
楊文惠(総務部担当)
余 凱(財政部担当)
朱銘江(組織部担当)
王忠福(渉外部担当)
なお、理事は6部にわかれてそれぞれの職務を果たし、各部の副部長を常務理事とする。会長・副会長・議長団・常務理事は常務理事会を構成する。
(横浜華僑総会)