2026年関西華僑華人春節祝賀聯歓会を開催
去る2月15日(日)正午より、楓林閣アベノ店(大阪市阿倍野区)に於いて、京都華僑総会・大阪華僑総会・神戸華僑総会・西日本華僑華人協会の4団体合同主催による『2026年関西華僑華人春節祝賀聯歓会』を開催し、来賓として中華人民共和国駐大阪総領事館魏有美副総領事、李中慧領事が出席、4団体の会員など約160名が参加した。
開会に先立ち、4団体が主催団体の一員でもある『中秋明月祭大阪2025』開催時の熱気と感動の映像を放映した。その後、司会者より主催団体各会長(京都華僑総会楊正武会長・大阪華僑総会趙知理会長・神戸華僑総会陳昆儀会長・西日本華僑華人協会畢廣軍会長)の紹介が行われた。主催者代表挨拶で、今回の担当地区である大阪華僑総会の趙知理会長が「大家新年好!春節は中国において最も大切な伝統行事です。そのような特別な日に、こうして皆様とともに過ごせますことを、心より幸せに感じております。本日は美味しいお食事やお酒、そしてさまざまな演出もご用意しております。皆様に楽しんでいただけるように心を込めて準備いたしました。どうぞご期待ください。」と挨拶を述べた。


来賓紹介の後、中華人民共和国駐大阪総領事館魏有美副総領事による来賓代表挨拶が行われた。本日公務の為に欠席となった薛剣総領事の祝辞を代読された。薛剣総領事の祝辞では「あと2日で、中華民族にとって最も重要な伝統的祝日である春節を迎えます。春節は、時の巡りが新たに始まることを意味するだけでなく、世界各地に暮らす中華民族の人々に共通する文化の記憶でもあります。本日、関西の華僑華人の皆様が一堂に会し、郷情を語り合い、新春を共に迎えられることは、温かく喜ばしい祝日の団欒であると同時に、中華文化を守り伝えていく尊い実践でもあります。長年にわたり、関西地区の同胞の皆様は、春節文化の発揚に尽力され、多彩な春節聯歓会を開催し、数々の行事を通じて春節の賑わいを海と山を越えて広げ、より多くの日本の皆様が中国の春節に親しみ、中華文化を愛するきっかけを作ってこられました。ここに、皆様の絶えまぬご尽力に心より敬意と感謝を表します。本年は、祖国第15次五カ年計画のスタートの年であり、希望に満ちた新たな出発点でもあります。祖国の発展の見通しは明るく、市場の可能性も大きく広がっています。同胞の皆様におかれましては、引き続き祖国を思い、国内外を結ぶ架け橋として、時代の発展の流れの中で手を携え、前進し、交流促進と相互理解の増進において、さらに大きな役割を果たし、新時代を担う海外華僑華人としての姿を示されることを願っております。最期に、本聯歓会のご成功を心よりお祈り申し上げます。馬年が皆様にとって、龍馬精神にあふれ、事業がますます発展し、ご家族皆様がお幸せで、万事順調でありますようお祈りいたします。」と、述べられた。

その後、主催者挨拶へと続き、西日本華僑華人協会畢廣軍会長が「現在、世界にはおよそ6000万人の華僑華人が暮らしていると言われています。今日このように世界各地で春節行事が行われているのは、私たちが民族としての誇りを持ち、文化を守り続けている証でもあります。世界各国で華僑華人が団結すれば、大きな力となります。そして、自国の文化を発信し、相互理解を深める架け橋となることができます。これこそが、私たち海外華僑華人の重要な使命であると考えております。私たちは「愛国愛郷」の精神を大切にしています。祖国を愛し、同時に、生活の地である日本、そしてここ大阪を愛する。両方を大切にしながら共生していくことが、私たちの歩むべき道であります。」と、挨拶を述べた。

続いて、京都華僑総会楊正武会長が「皆様のご健勝とご多幸、並びに各団体のさらなるご発展、そして皆様の勇気と希望に満ちた人生を祈念いたします。」と、乾杯の挨拶を述べ、歓談へと移った。

乾杯発声の後、大阪府立成美高等学校大阪龍獅団による獅子舞が披露され、会場の雰囲気を盛り上げた。途中での再登場の際には、多くの参加者が縁起物とされる紅包(ホンパオ)を獅子に手渡す場面が見られた。獅子が一人ひとりに応えるたびに歓声と笑顔が広がり、会場の盛り上がりは最高潮に達した。伝統文化の魅力と新春を祝う喜びが一体となったひとときとなった。続いて、周春梅さんによる変面が披露された。周さんは昨年、大阪・関西万博関連イベントをはじめ、各地の舞台に多数出演し、注目を集めている実力派であり、この日もその圧倒的な存在感とともに、一瞬にして表情が変わる変面の妙技を次々と披露した。目にも留まらぬ速さで次々と仮面が変わるたびに、客席からは驚きの声が上がった。音楽と一体となった躍動感あふれる演技は観客を魅了し、会場は緊張と歓声が入り混じる熱気に包まれた。


その後、毎年恒例となっている抽選会が行われた。番号が読み上げられるたびに会場は期待と歓声に包まれ、当選者が発表されると大きな拍手と歓声が沸き起こった。景品を受け取る当選者の笑顔が会場の熱気をさらに高め、終始和やかで華やかな雰囲気に包まれた。


閉会に際して、神戸華僑総会陳昆儀会長が「この度は、盛大かつ華やかに開催することができましたのも、ひとえに皆様のお力添えの賜物でございます。本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。」と、述べた。

会場の熱気が最高潮に達する中、名残を惜しみつつ閉会を迎えた。終始盛況のうちに催しは幕を閉じ、参加者は笑顔とともに会場を後にした。

