江蘇同郷会 新春聯歓会開く ~陳巍総領事ほか会員ら約40名が出席~

留日華僑江蘇同郷会(陳莎莉会長)の2025年(乙巳=蛇年)新春聯歓会がさる1月11日正午(維新號銀座新館)で開催され、来賓として中華人民共和国駐日本国大使館陳巍公使参事官兼総領事、王宝鋒一等書記官兼領事はじめ、日本華僑華人聯合総会陳隆進会長、東京華僑総会銭江麗子会長、ならびに各同郷会及び華僑団体代表が招かれ、江蘇同郷会の仲間とともに2025年新春を祝った。

まず、司会を務めた杜志民副会長が開会を告げ、続いて陳莎莉会長が挨拶を述べた。陳莎莉会長は新春聯歓会前に行われた会員大会で選出された新任役員を紹介した。

また、2024年1年間の同郷会主催活動を報告し、協力していただいた各団体に感謝の意を述べた。今後も会員が出席しやすく楽しいイベントを企画し今年も江蘇同郷会の親睦交流活動の継続を伝え挨拶とした。

陳巍総領事は来賓を代表して祝辞を述べた。昨年、習近平国家主席はペルーのリマで行われたアジア太平洋経済協力(APEC)の非公式首脳会議にあわせて、日本の石破茂首相と会談を行い、「共に中日の戦略的互恵関係の推進に努め、新たな時代の要求に沿った建設的かつ安定的な関係構築に尽力していきたい」と指摘したこと、さらにその後、日本の岩屋毅外相は訪中し、中国の王毅外交部長とも会談し、「人と文化の交流を強化して社会における中日友好の民意の基盤を固めること」を提案し、さらなる実務的な中日友好を進めることを日中双方確認したことを説明した。以上の2点からも2025年は日中関係がより良い方向に進むことだろうと言葉を締めくくり、2025年は蛇年で、この1年を無事健康に、幸福で過ごせるようにと心のこもったメッセージを伝えた。

続いて陳隆進日本華僑華人聯合総会会長が挨拶し、「今年は中華人民共和国76周年を迎えます。引き続き愛国愛郷、助け合いの精神を持ち、力を合わせて中日友好の民間交流のために、さらなる向上を目指していきましょう」と述べた。

その後、銭江麗子東京華僑総会会長も祝辞を述べ、乾杯の発声で宴会が始まり、参加者たちはおいしい料理に舌鼓を打ちながら、楽しく歓談した。

お食事の途中、陳莎莉会長が江蘇省にまつわる〇✘クイズを出題したり、ジャンケンゲームをしたりして、出席者全員で和やかに楽しんだ。

午後3時、陳元勲顧問が来賓と僑胞各位の健勝を祈念して、閉会の辞を述べ散会となった。

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