『中秋明月祭大阪2024』盛大に開催 ~2日間で約2万8千人が来場~

 10月12日(土)~13日(日)の両日にかけ、大阪市中央区の”史跡難波宮跡“において、『中秋明月祭大阪2024』(主催・・中秋明月祭大阪2024実行委員会【構成団体・・大阪華僑総会・神戸華僑総会・京都華僑総会・西日本新華僑華人聯合会・西日本中華總商会・一般社団法人西日本中国企業連合会・一般社団法人四国華僑華人連合会・NPO法人大阪府日本中国友好協会・一般社団法人日中経済貿易センター・一般社団法人大阪中華北幫公所・一般社団法人関西中華總商会・一般社団法人日本関西福建経済文化促進会・西日本地区中国留学生学友会】、共催・・中華人民共和国駐大阪総領事館・大阪市、特別共催・・中国駐大阪観光代表処・山東国際传播中心)が開催された。

 10月12日午前10時よりオープニングアクトとして、中国東北ヤンコ―踊りや来年4月に開催される大阪・関西万博PRでは公式キャラクターのミャクミャクも登場し、華やかにオープニングを飾った。

 午前11時より開幕式が行われ、中秋明月祭大阪2024実行委員会より王天佐実行委員長・梶本徳彦顧問(NPO法人大阪府日本中国友好協会)・関志浩顧問(一般社団法人西日本中国企業連合会会長)・伊藤好生顧問(一般社団法人日中経済貿易センター会長)・張嘉樹副委員長(一般社団法人四国華僑華人連合会会長)、共催者の中華人民共和国駐大阪総領事館薛剣総領事・大阪市より高橋徹副市長、そして来賓から大阪府山口信彦副知事・大阪府議会中井もとき副議長・大阪市会竹下隆議長・公益社団法人大阪観光局溝畑宏理事長・日本華僑華人聯合総会陳隆進会長・外務省大阪分室姫野勉関西担当特命全権大使・山東広播電視台黄宝書副台長の計14名が登壇した。

 始めに主催者を代表し王天佐実行委員長、梶本徳彦顧問が開催に尽力頂いた関係者・来場者に対して感謝の挨拶を述べた。続いて、共催者を代表し薛剣総領事、高橋徹副市長が挨拶を述べ、その後来賓を代表し山口信彦副知事、黄宝書副台長が祝辞を述べた。また、山東省日照市外事弁公室アジア局劉晋推荐官が日照市に関するプロモーションを行った。最後に、その他の来賓や関係者の紹介の後、壇上でテープカットが行われ、『中秋明月祭大阪2024』は開幕した。来賓の方々はその後も、ステージ鑑賞や特設会場にて交流会を行った。

 舞台上では2日間にわたり、獅子舞、龍舞、合唱、民族舞踊、京劇、テコンドー演武、ダンス、中国語教室大阪華僑総会校の生徒たちは中国語学習の成果を発揮し『中国語朗読二十四節气歌』を披露し、その他にも様々な演目が披露され、多くの来場者が舞台上の演目を鑑賞した。

 会場内には多種多様な飲食ブースが並び、行列ができるお店も多数見られた。また物販ブース、各団体の活動紹介や企業宣伝などの情報ブースが設けられ、総領事館のブースでは豚まんとお菓子のセットを数量限定で無料配布を行い、多くの来場者が訪れた。大阪華僑総会ブースでは “振る舞い紹興酒”を行い、初めて紹興酒を飲んだ方からは「飲みやすく美味しい」と好評を得た。また、毎年好評の楽園キッズブース(大阪北省同郷会)では多くの子供たちがゲームやおもちゃを手に取り、賑わっていた。

 10月13日午後17時50分より閉幕式が行われ、中華人民共和国駐大阪総領事館より段海紅領事僑務室主任、趙知理副実行委員長(大阪華僑総会会長)が来場者をはじめ出演者・出展者に対して感謝の意を述べ、また来年お会いしましょう!と閉会挨拶を行い、『中秋明月祭大阪2024』は成功裏に閉会となった。

 両日とも晴天に恵まれ、事前に大阪メトロ協力による全駅へのポスター掲示、読売新聞への掲載、NHKによる取材・お昼のニュース放映などにより開催2日間で約2万8千人の方々が来場し、中日両国のグルメ、伝統芸能の披露などにより、実行委員会が目標とする“交流友好・共建和諧”が大いに行われ、好評の声が多数聞かれた。

 大阪府警東警察署・警備会社の協力、運営担当による自主警備により防犯面なども滞りなく終了することができた。

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