楊総領事ら出席、交流深まる 福岡華僑総会、建国記念祝賀会
去る9月25日、福岡華僑総会主催の中華人民共和国建国75周年記念祝賀会が福岡市内の「福新楼」にて開催された。楊慶東総領事ほか4名の領事が招かれて出席し、同会会員とその家族、新華僑らおよそ30名が参加した。
以下は、福岡華僑総会によるレポート。
残暑と呼ぶにはまだ、暑さの残る夕刻、建国記念祝賀会を「福新楼」にて開催しました。
林舜人会長による開会の挨拶があり、続いて楊総領事より祝辞をいただきました。張名誉会長の乾杯にて祝賀会は開宴され、参加者同士が親睦を深めました。新華僑団体代表者もご参加くださり、華僑の歴史や祖国とのかかわり、互いのルーツなどの話で盛り上がりました。
宴会半ばには、楊総領事をはじめ領事の方々が各テーブルを回り、出席者と交流し、意見を交わされる場面があり、終始和やかな雰囲気でした。楊総領事も会の最後までご一緒くださり、おいしい料理とお酒も相まって、にぎやかで楽しい会となりました。
また、交流の中で「建国記念祝賀会で国歌を流すのは珍しい」という話題が出て、その話の流れで、国歌「義勇軍行進曲」を作詞・作曲した田漢と聶耳の両氏が、当時華僑として留学経験を持っていたことも想起され、華僑として祖国に貢献する意義について改めて考えるきっかけとなる良い会となりました。