大阪華僑総会お花見懇親会開く

 大阪華僑総会(劉中耀会長)は4月2日恒例のお花見会を開催した。
 当日大阪城公園京橋口付近の狛犬前に集まり、第2次大戦中中国天津市から旧日本軍が略奪したのち、戦意高揚の宣伝シンボルとして日本各地に展示してきたという狛犬の歴史について大阪狛犬会の伊関要代表の説明を受けた。そののち、中日国交正常化40周年記念の2012年にNPO法人大阪府日中友好協会と大阪華僑総会が共同してこの公園に建立した記念碑を見たのち、大阪城公園の堀端の満開の桜並木や桃園を観賞しそのまま散策して錦城閣に向かい懇親会を行った。
 懇親会には中国駐大阪総領事館の孫志勇副総領事・張秀芬領事・曹傳猛副領事・NPO法人大阪府日中友好協会藤井秀幸事務局長・大阪狛犬会伊関要代表らが出席した。
 開宴に先立ち劉中耀会長がこの狛犬前に集まる意義について話したのち、来賓の孫志勇副総領事が挨拶し、NPO法人大阪府日中友好協会事務局長の藤井秀幸氏が乾杯の発声をして、懇親会は和やかに進んでいった。
 宴がすすむと出席者の「歌唱祖国」「我的祖国」などの合唱も飛び出し、おおいに盛り上がった会となった。
 最後に大阪華僑総会于学偉常務副会長が終宴の辞を述べて、午後3時過ぎ散会した。