李海峰全国政協副主席、92歳陳焜旺名誉会長見舞う京浜地区華僑団体責任者らと懇談
11月24日付中国新聞社電は、同日、代表団を率いて訪日した中国人民政治協商会議の李海峰副主席が、旅の疲れもいとわず、日本華僑華人聯合総会と東京華僑総会の名誉会長で、92歳の陳焜旺氏を見舞い、また東京、横浜地区の華僑団体および各分野の責任者と座談会を開いたことを次のように報じた。
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中国人民政治協商会議の李海峰副主席が在日僑胞を訪ねるため、24日代表団を率いて東京に到着した。
この日の東京、横浜の華僑団体責任者、各分野の華僑代表との座談会で、李副主席は中国の経済・社会発展の最新の状況を紹介するとともに、在日僑胞が「この機会を逃さず、事業を発展させる」よう希望した。
李副主席は次のように指摘した。今年は第12次5ヵ年計画(2011-15年)の総仕上げの年だ。過去5年間に中国の経済力はもう一段階上がった。世界経済の下振れ圧力が強まる中で、中国経済は全体的によい方向へ進んだ。そして第13次5ヵ年計画(2016-20年)策定の主な目標はほかでもなく、2021年までに小康社会を全面的に完成させることだ。
李副主席はさらに、次のように述べた。中国を発展させる任務は並々ならぬもので、困難も多い。しかし「13・5」計画は非常に期待できる。海外の華僑にも自信の事業を発展させる機会を与えており、皆さんが「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略の実施過程で、機会を逃さず、事業を発展させるよう希望する。
長年華僑の仕事に携わり、海外僑胞に厚い思いを寄せている李海峰副主席は、次のように強調した。「真心と全力」で僑胞に奉仕することは、自分が僑務活動に従事した20年間ずっと守ってきた目標だ。今回は第一に各界の在日華僑華人を見舞い、第二に皆さんから僑務活動と政協活動に対する見解、生活・仕事上の問題や困難について聞くためにやってきた。
座談会で、華僑側は華僑社会、華文教育、経済交流・協力、科学技術人材の招聘、華文メディア事業など多くの分野について紹介するとともに、意見や提案を出した。李副主席は、価値ある多くの内容があったと述べた。
この日の朝東京に着いたばかりの李副主席は旅の疲れもいとわず、著名な華僑指導者で、今年92歳の陳焜旺氏を訪問した。陳氏は、このような高齢になっても、祖国と人民が私のことを忘れておらず、もう私の人生はこれで充分だと言って大変感動していた。李副主席はこれに対して、中日関係と僑団建設のために貢献し、また中国の革命、建設、改革開放の各時代に貢献した僑界の長老を心から気遣い、晩年を安穏に過ごしていただきたいと述べた。
※華僑報 第1890号(2015年12月1日発行)から引用