日本華僑華人聯合総会が第15届第2回常務委員会議を開催
中華人民共和国駐大阪総領事館劉毅仁総領事と接見・昼食会

 日本華僑華人聯合総会(任政光会長)は12月5日に大阪華僑総会会議室おいて第15届第2回常務委員会議を開催し、聯合総会より任政光会長・温耀権事務局長、東京華僑総会より廖雅彦会長・林斯福副会長、横浜華僑総会より謝成發会長・余凱副会長、京都華僑総会より楊正武会長・蔡明芳副会長兼事務局長、大阪華僑総会より曽昇龍会長、劉中耀副会長・于学偉副会長・陳進元副会長・李存琳副会長・王遵輝副会長兼事務局長・邵礼事務局次長、神戸華僑総会の鮑悦初会長・陳明徳副会長・金啓功副会長・石鋒事務局員が出席した。
 初めに任会長が日頃の会運営への協力に感謝の意を込めて挨拶を述べた後、温事務局長より会務報告・各地の僑団での出来事など報告が行われ、承認された。
 引き続き議題に入り、聯合総会の役割と今後の方向性について検討が行われ、各地代表者より活発な意見が繰り広げられ、任会長が「各地の華僑総会の強化をお手伝いするのが聯合総会の役目であり、聯合総会自体を強くしていくのが私の責務だと思っている」と述べた。
 また、常務委員会議への他地区からのオブザーバーとしての参加について討議され、聯合総会の会費を支払っている僑会の代表者(会長・副会長レベル)が会場まで自費で来る場合、オブザーバーとしての参加を認めることが決定した。
 さらに、聯合総会の会長を今後関東のみならず持ち回り制にするという意見についての討議や、会費の支払い状況・減免申請などについて討議が行われた。
 その他として、「在日中国公民自愿登記表」への協力について、東京華僑総会廖会長より説明が行われた後、討議され、聯合総会としては協力して行く事が確認された。
 最後に、次回常務委員会議や代表委員会議の日時・開催地について話し合われ、散会となった。

 また、常務委員会議前には中華人民共和国駐大阪総領事館劉毅仁総領事と接見し、劉総領事主催の昼食会に招かれ出席した。
 劉総領事は「聯合総会は、日本に在住する華僑華人全体の利益・要望と華僑華人の優れた伝統を受けつぎ、それを伝え、華僑華人社会の団結の促進に寄与しています。これからはチャンスを作っていただき、京阪神の方だけでなく、我々の活動エリア以外の地域の皆さんのご来訪、ご連絡及びお付き合いをいただければ幸いであり、関西・西日本など我々が担当しているエリアはもちろん、ほかのエリアの方達に対し、わが総領事館がお手伝いとご支援することがあれば気楽にご連絡を下さい」と歓迎の意を表し、和やかな雰囲気で懇談した。
※関西華僑報 第499号(2014年1月1日発行)から引用