本会の前身である留日華僑聯合総会は1999年5月27日、神戸の「中華会館」で開催された第32回留日華僑代表会議で新たな貢献活動を展開するため、留日華僑代表会議を改組し、統一組織として留日華僑聯合総会の名称で設立しました。後の2003年5月に開催された第5回代表委員大会(横浜)にて、現在の日本華僑華人聯合総会に名称が変更されました。

 創立以降、中日友好の懸け橋となり、礎を作った先輩老華僑の歴史を再認識し、友好精神を受け継ぎ、歩み続ける中日友好事業への後継者へと繋いでまいります。ご縁があり前会長より2020年2月から会長代行職として4年4ヶ月の間、東京華僑総会会長兼任として会務を遂行してきました。期間中はコロナ感染症拡大期でもあり、新しい仕事のやり方を取り入れて実行する環境でありました。

 本年7月1日より本会会長職の拝命を受け、会務に専念するべく、在日華僑華人の権益の擁護、福利社会の充実、中日友好促進に努力奮闘していく所存です。北海道生まれの老華僑二世である私は、幼少の頃から華僑社会とはご縁が薄い環境でしたが、高校卒業後、祖国留学を機に、父親の背中を見て育った私は中国と生まれ育った日本との両国間を実生活体験したことを十分に生かして、新しい時代の新しい環境の下、民間交流の重要な役割を果たし、皆様の力強いご支援の下、中日友好民間交流促進の為に、更なる向上を目指して行きたいと思います。

2024年 7月1日

第七代会長 陳 隆 進